ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 



2009年7月を表示

土曜の朝、午前五時半

次男の学校は、この春、校長先生が替わりました。
以前は休みの日の部活が始まるのが8時だったのに、校長先生の方針なのか
8時半始まりに変わりました。
それで私は朝起きるのが楽になったと、喜んでいたのです。
朝の30分の違いは大きいのです。

それなのに!

夏に入ったら、「夏は暑いので早く始めて早く終わらせましょう」ということになり、
7時に始めることになってしまいました。

7時て!
7時て!
なんやて!なにぬかすねんボケッ!
(関西のおばちゃん、ならぬ、おっちゃん風

ウチは校区のはじにあるので、私は5時半に起きなければなりません。
平日よりも早起きです。
なんのための休日なのか。。。
とほほ。



眠い。。。。。


ちなみにタイトルは蓮見圭一さんの小説「水曜の朝、午前三時」の
真似をしてしまいました。



7月11日(土)16:46 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理

「レインツリーの国」

   有川浩(新潮文庫)

ネット上で知り合い、ある本の感想を語り合うためにメール交換を始めた伸行とひとみ。
メール交換するたびに意見が合うところ、あるいは自分にはない感性に
新しい発見をしたり、どんどん盛り上がっていきます。
話がはずめば当然、会いたくなります。
伸行は「会って直接話がしたい。」と率直に言うのですが、
ひとみは、なかなかいい返事をくれません。
それをどうにか説得して、会うことになったのはいいのですが、
実際会ってみると、なぜか噛み合わない。
メールでは、あんなに話がはずんだのに、どうしてこんなに噛み合わないのか。
次第に苛立つ伸行に、ひとみは自分の重大な秘密を打ち明けます。
ひとみには、ネット上でしか本当の自分をさらけ出すことのできない、
理由があったのです。


この若いふたりに好感持てたのは、秘密を打ち明けられてからも
簡単に別れたりせず、ちゃんと向き合って理解し合おうとするところです。
特に伸行の方は「お互いわかりあえるまでケンカしてみようよ。」と
提案するところなど、「若いのに、なかなかやるね!」と言いたくなります。

しかし、彼女とのゴタゴタを職場の同僚の女の子に相談したことを
わざわざ彼女に報告するところなどは、若さゆえの鈍さでしょうか。

本当は、ひとみの「秘密」に関して語りたいのですが、ネタバレになるので
やめておきます。
とにかく、この物語を読むことによって今まで知らなかったことを
知ることができて良かったです。
できるだけ多くの人に読んでもらいたい、そしてできるだけ多くのひとに
そのことを知ってもらいたい、と思った小説でした。

ちなみに私は、作者が名前からして男性だと思ってました。
名前は「ひろ」と読む女性だとわかったのは、つい最近でした。



7月10日(金)17:59 | トラックバック(0) | コメント(4) | 趣味 | 管理

「ガール」

   奥田英朗(講談社文庫)

結婚はしてるけど夫が理解ある人で、バリバリ仕事をこなしているうちに
課長の肩書きをもらったはいいけれど、彼女より年上の男性の部下と
うまく折り合えなくて、女が昇進することの厳しさを実感する女性。

マンションを購入した友人に触発され、自分も購入計画を立てる女性。

32歳でいい加減、オトナの女になりきった方がいいのか、
それともまだ「女の子」でいてもいいのか、「ガール」の潮時はいつなのか、
先輩と後輩のOLを見比べながら悩む女性。

シングルマザーで周りには子どもをみてくれる身内や知り合いが一切いなくて
ホームヘルパーさんに頼りながら仕事をこなす女性。

一回りも年下の新入社員の指導を命ぜられて、いやいや引き受けたのに
思いの外、その新入社員がイケメンで素直な性格のため、
次第に惹かれていく女性。
など、様々な働く女性を描いた短編集です。

まるで男性作家が書いたとは思えないくらい、女性描写(心理描写から
趣味、嗜好まで)がすごく上手く書けてる、と思いました。
女の人なら誰でも感情移入できる小説ではないかと思います。

=====

昨日は七夕でした。
夜8時頃、お星様でも眺めようと窓の外をのぞこうとしたら
途端に雨がザーザー降ってきました。
それまでは晴れていたのに。

最近は暑くなったり涼しくなったり、晴れたり雨が降ったり、
気候が安定していません。

こんな時は体調管理に充分注意しないと。



てなわけで、元気でいられるように美味しい物を沢山食べます!



7月8日(水)15:04 | トラックバック(0) | コメント(2) | 趣味 | 管理

余生

先日、音楽番組を観ていたら、ミュージシャンのガクトさんが
「僕は身体が弱かったから、この歳になるまで生きていられるとは思ってなかった。
だから、今は余生だと思ってるんだよね。」と言ってました。

今は身体を鍛えて丈夫になり、全国ツアーもこなせるようになったそうで、
随分、華々しい「余生」だなぁと思いました。

私も十代後半の頃に病気してから長い間、なかなか克服できなかったし、
今はどうにか元気にしているとはいえ、時々後遺症に悩まされるし、
もしかしたら若い頃に死んでしまったかもしれない。

それを思うと、私の現在も「余生」のようなものだと思います。

余生。おまけの人生。もしかしたらなかったかもしれない人生。
そう考えると、つまらないことでくよくよ悩んだりすることも、
誰かと自分を比べて羨んだり嫉妬したり、欲を持ったりすることも
ないのではないかと、気が楽になります。

特別良いことがなくたって、人様のお役に立てなくたって、
太ったり痩せたり不細工だったりするけど、どうにか笑って生きてる。
それだけで、いいじゃないか、と。

自分の「余生」もまんざら捨てたものではない。
そう思うことにします。

=====

さっき姑さんの家に顔を出したら親戚の伯母さんが来てました。
丁度、伯母さんがお昼を作っていたところで、美味しい御飯をご馳走になって、
デザートに「ずんだもち」もいただいて、帰りには山形の旅行土産である、
サクランボを沢山いただいてしまいました。

前にも書いたけど、病気療養中の姑さんが何か不自由してることはないかと、
時々顔を出すようにしてるのですが、いつも大したことできなくて、
逆に食料品もらったり、おこずかいもらったりしてる役立たずの
ヨメだったりします


それにしても、いただいたサクランボ、
ギザうまス。
ギザうまス。

新鮮なうちに食べきってしまおう。

誰にもあげない!



7月7日(火)17:15 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理

ご安心ください。私は敵ではありません!

今穿いてるGパンは、いつ買ったのか忘れてしまう程もう何年も穿いてるし、
おまけにネコ達がGパンで爪を研ぐのでボロボロです。

それで新しいGパンを買うことにしました。
どうせなら今流行りのスキニージーンズを買おうと思い、
貧乏なので安いお店へ行ってみました。

なんせ安いお店なので、サイズもインチやセンチではなく、
もっとおおざっぱでS、M、Lしかないのです。
「私はやせてるからSで充分よね♪」などと全女性を敵にまわしそうな言葉を
心の中でつぶやきながら試着室で穿いてみたのですが、

ケツから上にあがんねぇ!。。。。。じゃなかった、

お尻から上にあがらないではないですか!

店員さんが「もう1サイズ大きい物を持ってきますね。」
と言ってくれたけど、嫌な予感がしたので、ついでにLサイズも
持ってきてもらいました。

その結果、

Mサイズはぴったりすぎて、もう1gも太れない状況。
Lサイズは少し余裕があって楽な感じ。

そんなわけでLサイズを購入することにしましたが、Lサイズになってしまった
ショックはかくせなかったらしく、店員さんが「こちらはピッチリ穿く
タイプですから。」と言ってくれたけど、慰めにはならなくて、
すっかり落ち込んでしまいました。

ついに、Lサイズを穿くようになりましたよ。
上半身は相変わらずSですが(特に胸回り)下半身はすっかり中年の体型です。

そんなわけで、全女性のみなさん、もはやLサイズになった私を
敵視するのはやめてくださいね。
お仲間ですよん!



7月6日(月)17:30 | トラックバック(0) | コメント(2) | 社会 | 管理


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