ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 



2012年2月を表示

閏日

少し前の話なんですが、長男がひとりで東京に行ってきました。
今までも何度か東京に行ってるのですが、大人が一緒だったり、
東京に慣れてる友達と一緒だったりしたので、それほど心配しなかったのです。
ですが、今回はたったひとりでの旅行。
「アータはボ~ッとしてるところがあるから、ボ~ッとした顔さらして
歩きなさんな、きりっとしてなさい、きりっと。」とか、
「アンケートにこたえてくださいと、可愛い女の子に声かけられても
無視すること。」
「ちょっとウチの店に寄りませんか?すぐ近くなのでと、可愛い女の子に
声かけられても無視すること。ついて行くととんでもない目に
あうから。」など、散々くどくどと言ってしまいました。
「うん、わかった。とにかく、無視するよ。」と言うので
どうにかなうだろう、と思っていたのですが、

今回の旅の目的は、東京在住のギタリストさんのレッスンを受けることで、
それが終わったら、かねてから行ってみたかった原宿の竹下通りに
行ってみたそうです。

そこで客引きにあうこと2回。

一回目は洋服屋さんで、黒人男性が「アナタニニアウ、ジーパンアルヨ~!」と
言うので、お店に入ると「コレ、ホントハ、ニマンエンダケド、
ハンガクデイイヨ~!」と言われたのですが、持ち合わせがないと
こたえると「ジャア、ナナワリビキデ、ロクセンエンデハドウ?」と言うので、
「6千円もありません。」と言うと、「ナラ、イクラモッテルノ?」と
聞くので、「千円。」と言うと、「ア~!ムリ!ムリ!アナタ、
カエッテイイヨ!」と言われ、お店を後にしたそうで。

次に声かけられたのが美容師さんで、「キミのヘアスタイルね、
ここのところを、こうして、ああしてあげると良くなると
思うんだけどね。ウチ、寄ってかない?」と言われ、
丁度、髪をどうにかしたい、と思っていた時期だったので、席に着くと
「で、キミはいったい、どうしてほしいわけ?」と聞かれ、
(散々、こうしてああしてあげたい、と言ってたくせに、
今更、何?)と思ったけれど、小心者なので口には出さず、
「お任せします。」と言うと、何故か違う美容師さんが現れて
カットしてくれたそうな。
できれば、「こうしてああしてあげたい。」と言ってたお兄さんに
カットしてもらいたかったらしいけど、その願いは届かず、
挙句の果て、カットしてくれた人にさかんに眉毛を整えることを
すすめられ、気乗りしなかったけど、あまりにしつこいので
やってもらったら、2千円、余分にかかったそうな。
カット代が3千円なので、計5千円。

カットは、なかなか上手かったと思います。
そして場所が原宿ということを考えれば、5千円は妥当か、
むしろ安い方なのかも。

とまあ、そんなこんなで私が散々「声かけられても無視すること!」と
言ったにも関わらず、長男は無視するどころか、ちゃんと応じていたわけで、
でも私は確か「可愛い女の子に注意!」とは言ったけど、
お兄さんには注意せよ、と言ってなかったから、言葉が足りなかったのかな、
とも思い、それにしてもこの程度ですんで良かった、というより
これは特に「被害」とは言わないのかな、と思いつつも、
やはり私は今後も長男が東京に行くたびに、ハラハラしてしまうのだろうな、
と思うワケです。

そんな長男も今日から20歳。

おとなの階段の~ぼる~ですな。

「可愛い子には旅させろ。」と言ったのは誰だったかな。。。



2月29日(水)16:39 | トラックバック(0) | コメント(2) | 社会 | 管理

「主題歌」

   柴崎友香(講談社文庫)

美大出身で現在、会社勤めをしている浅井実加は同僚の女性や
アルバイトの女の子と「可愛い女の子」について語り合うのが趣味。
どこそこのレストランに新しく入ったスタッフの子が可愛い、とか
友達の友達に可愛い子がいた、とか情報交換したり、自宅で
「女子限定カフェ」を開いたり。
そして同じ美大出身で、未だに夢を追い続けてる友人に、
「そろそろちゃんとしたら?」と説教しつつも、さっさと芸術方面から
遠のいてしまった自分に「これで良かったのか?」と自問自答したり。
そんな日々を淡々と描いた作品です。

この作家さんの小説は、どこにでもいそうな女の子の、何気ない日常を
描いたものが多いのですが、読後は必ずちょっと元気になれるのです。
今回も、ちょっと元気になりました。

可愛い女の子は私も好きです!(オヤヂ発言

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最近、うちのネコ達の夜中の活動がハンパないです。
元々ネコは夜行性なので、夜に暴れ出すことは珍しくないとはいえ、
近頃の暴挙ぶりは目にあまるものがあります。
ゆうべもエサ箱をおそって中身をむさぼり食べて、つっかえて
吐き出したり。
エサ箱を隠したら、怒って余計に暴れる始末。

「探さないでください。」と置手紙して、家出したい気分です。



2月27日(月)15:43 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理

「彩乃ちゃんのお告げ」

   橋本紡(講談社文庫)

ある宗教の教祖様の後継ぎと噂されている、小学5年生の女の子、彩乃ちゃんは
諸事情により、他人の家にあづけられることになります。
あづかる家の人達は、いきなり見知らぬ女の子の面倒をまかせられて
最初は戸惑うのですが、彩乃ちゃんに馴れていくにしたがって、
良いことが起きるようになり、彩乃ちゃんをあづかった恩恵だと
気付くことになります。

読んでいて「彩乃ちゃん、ウチにも来ないかな。」と思ってしまいました。

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あるところに生クリームは嫌いだけど、ココアは大好き、という
男の子がいました。
その子が喫茶店に悪寒、違った、オカンとはいった時にココアを頼んだのですが
喫茶店で頼むココアというのは大抵、生クリームがたっぷりと上にのって
いるのです。
その喫茶店でも御多分にもれず、生クリームがのっていて、
しまった!と心で叫んでも時すでに遅しで、これはとても飲めない、
と思った男の子は、オカンに「お願いだから、オカンの紅茶とかえて。」と
言うのでした。
オカンは「私はケーキ食べる時は砂糖抜きの紅茶、と決めてるのよ!
なにが悲しゅうて甘ったるいココアなんぞと食べなあかんねん!」とキレながらも
やはり自分の息子が可哀相に思えて、しまいには仕方なく
自分の紅茶ととりかえた、という黒歴史があるそうな。

しかしその男の子には兄がいて、兄の方は大の甘いもの好きで、
先日、ちょっと気になるジョシと一緒にケーキバイキングなるものを
食べに行ったそうで、家に帰ってきてから、「ボクは6個食べたけど
ジョシは7個も食べたんだよね。すごいよね。さすがはジョシだよね。」
などととても幸せそうに話すのをみて、生クリーム嫌いな男の子は
自分もジョシと仲良くなりたい!と思い、生クリーム嫌いを
克服する決心をしたらしいとか。

しかし、そこんちのオカンは(生クリーム嫌いを克服する前に
仲良くしてくれそうなジョシを探す方が先なのでは?)
と思ったとか。

ある冬の寒い日の出来事。



2月16日(木)16:12 | トラックバック(0) | コメント(2) | 趣味 | 管理

体温を上げよう!

寒い日々が続いています。
先日、友人と話していて驚いたのですが、その友人は暑がりのため、
冬でも室内ではキャミソールの上にカットソーを着るだけで充分なのだそうです。
真冬には、そのキャミソールが半袖のヒートテックにかわるだけだとか。
元々、基礎体温が高いので、薄着で平気なのだそうです。

私は逆に基礎体温が低く、冷え性なので10月から長袖のババシャツを着ます。
真冬にはババシャツとヒートテック(長袖の)を重ね着しないと
寒くてたまりません。
最近読んだ雑誌に、基礎体温が低いと病気にもかかりやすいし、
体型も悪くなるとあったので、自分がすぐに体調が悪くなるのは
それが原因かもしれないので、今、体温を上げるべく努力をしています。

とにかく身体を冷やしてはいけないそうで、いくらダサくても
厚着をして身体を温めるようにしています。
そして身体を内面から温めるのに効果的な「生姜」も
積極的に食べるようにしています。

そして初めて知ったのですが、生姜入り紅茶って、美味しいんですね!
こんなに美味しくて、しかも身体がホカホカ温まるなら、
もっと前から飲んでおけばよかったです。
自分、紅茶党のくせにね。

そんなわけで、しばらくは生姜摂取生活が続くと思います。

良い結果がでればいいのですが。



2月10日(金)22:26 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理

あまたつ!

気がつけば2月。
そして、最近は積雪量も多くて、すごく寒いです。

こうも寒くなると家に閉じこもりがちになるし、気分も落ち込んで
しまいます。
そんな時は元気のいい音楽を聴くようにしています。

最近のお気に入りは「ラスベガス」というバンドです。
正式名称は「フィアー・アンド・ロージング・イン・ラスベガス」
というらしいですが、長くて覚えられないので「ラスベガス」とよんでます。

少し前に次男のライブを観に行った時、転換の際、バックで流れてて
それがユーロビートとスクリーモを足したような斬新な音楽で
あとで次男に「あの時流れてた曲は誰のかわかる?」と聞くと
「多分、ラスベガスだと思う。丁度、近々先輩にアルバム借りることに
なってるから、オカンも聴いてみるといいよ。」と言われ、
いいタイミングで自宅でも聴けるようになりました。


さてさて、ラスベガスも聴いたし、雪かきをしてきますか。
とほほ。



2月2日(木)15:40 | トラックバック(0) | コメント(0) | 音楽 | 管理


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