ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 



2008年1月を表示

ハツカネズミと人間

 スタインベック
 大浦暁生/訳(新潮文庫)

一軒家と農場を持ち、うさぎを飼って暮らす、という夢を持つ
ジョージとレニーは、いつもふたりで行動し、あちこちの農場を転々としながら
働いていました。

ジョージは頭の弱いレニーに問題を起こされる度に農場を移らなければならない日々に
うんざりしていますが、幼い頃から自分を慕っていたレニーを見放すことはできないでいます。

職業紹介所で紹介してもらい、やっとたどり着いた農場で
新しい仲間をみつけ、夢に一歩近づいたかにみえた二人に、
過酷な運命が襲いかかります。


人の世の不条理さが浮き彫りにされたようなラストに、読後は
ブルーな気持ちになってしまいますが、かといって読んだことを後悔しないのは、
文章の組み立て方の巧さと、奥行きの深さがあるからだと思います。

作者の文章力もさることながら、訳者の力量の大きさも感じられる小説でした。

=====

最近、長男の学食の値段を知って驚きました。
カツ丼150円、焼きソバ、オムライス各120円。
味も量も決して悪くないそうです。

食べ盛りの男の子が二品頼んで、飲み物を買っても、500円あれば足りるのです。

私が作るワンパターンなお弁当より、学食で食べた方が良いような気がしました。

てなワケで、週に一度か二度、学食で食べる日にしないかと、
交渉中です。



1月30日(水)21:02 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理

まこちゃんのブログ本

友人やネット友達から紹介されて、すっかりお気に入りになった
「まこという名の不思議顔の猫」というブログがあります。

その「まこちゃん」の飼い主さんはデザイナーなので、写真もとてもセンスが良く、
綺麗です。

まこちゃんは、ブログによってすっかり有名猫になってしまい、去年の11月には
「音速ライン」というバンドの新しいアルバムのジャケットモデルにまで
なってしまいました。
丁度、音速ラインのファンである私は、もちろん購入しました。

まこちゃんのブログ本も出ていることは以前から知っていましたが、
近所の本屋さんにはおいてなくて、昨日ジュンク堂書店で
初めてみかけました。

パラパラとめくってみると、すごく可愛いのです!

ウチにもネコは3匹いますが、そのネコ達とは違った可愛いらしさがあります。
万年金欠病にも関わらず、つい買ってしまいました。

けれど、ネコ好きにとっては値段に見合った価値はあります。

この本は癒されます!



1月29日(火)22:06 | トラックバック(0) | コメント(4) | ペット | 管理

遅れてくるブーム

ここ数日、足に靴擦れのようなマメができて歩くと痛いので、
出掛けるのを極力控えていました。
けれど筋肉は使わないと、どんどん衰えるものらしく、今朝起きたら
太ももの筋肉が固くなってるのがわかって、少し出歩くことにしました。
靴擦れも治ってきたし、今日は天気も良いし、買いたいものもあったし♪

電車に乗って大きめのCDショップに行き、林直次郎のソロシングル
「hikari~檸檬のころ」と、平川地一丁目の「歌い手を代えて」という
カバーアルバムを買いました。

先日、「最近、直次郎が気になる」と友達に話したら、
「あなたったら、いつもブームが遅れてくるのね。」と笑われてしまいました。
そういえば槇原敬之も「どんなときも」がヒットした時はちっとも
興味なかったのに、2年位前から、いきなり興味持つようになったし。

去年は「19」がマイブームだったし。
「19」はもう解散してるのに。

てなワケで今は直次郎です。

ネットで平川地一丁目のプロフィールをみたら「趣味」の欄に
直次郎くんは「格闘技観戦、筋トレ」などとあったので、
「男っぽくて、かっこイイわね!」と思ったのですが、
お兄ちゃんの龍之介くんのところをみたら

「散歩」とあって・・・

さ、「散歩」て。。。

定年退職後のオッサンじゃあるまいし。。。

とは思ったのですが、若い男の子の趣味が「散歩」というのも
なんだか好感持てるような気がしました。

そのうち「龍之介ブーム」が遅れてくるかもしれません。



1月28日(月)21:47 | トラックバック(0) | コメント(0) | 音楽 | 管理

檸檬のころ(映画)

先月、豊島ミホさんの原作を読んだら非常に良かったので、
映画も観てみました。

雪国の田舎町に住む高校生達の、瑞々しくて切ない物語です。
中学の時に仲良くなった男女が、せっかく同じ高校に入れたのに、
女の子の方は、時の流れによって他に好きな人ができてしまいます。
その相手とは、悲しいことに、彼と同じ野球部で親友の男の子。

一方、その女の子とクラスメイトで、タイプの全く違う女の子は、
同じクラスの無口なギター少年と、音楽のことで話が合い、
彼に恋してしまいます。
しかしギター少年に、文化祭の時に演奏する曲に詞をつけてくれ、と
頼まれるのと同じ頃に、彼女がいることがわかり、傷心のまま
思いのたけを詞に綴ります。

その女の子達のふたつのストーリーが巧い感じに絡み合って、
やがてそれぞれの恋に終末を迎えるのです。

キャスティングは榮倉奈々、柄本佑、石田法嗣、谷村美月、
林直次郎(平川地一丁目の弟)なのですが、それぞれ原作のイメージに
合っていて、非常にいい味をかもし出していたと思います。

直次郎くんは、今までフォークソングしか歌わないイメージがありましたが、
この映画ではロック少年で、ギター弾きながら歌う姿がかっこ良くきまってました。
ついこの間まで、あどけない顔をした男の子だったのに、いつの間にか
クールなイケメンに成長していてびっくりしました。

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昨日から全国的に天気が荒れてるそうで、ご多分に漏れず、
N潟も雪まみれです。
それにしても「爆弾低気圧」って、すごい言葉だなぁと思います



1月25日(金)23:41 | トラックバック(0) | コメント(0) | テレビ・映画 | 管理

夕御飯どうする?

最近、N潟地方では夕方4時から「ごくせん」の再放送、
5時からは「イケメンパラダイス」の再放送をやっているのですが、
両方とも小栗旬がでているので、この2時間はついついテレビに
観入ってしまいます。
特に「ごくせん」の方は松本潤もでているのでウハウハです。

夕御飯の支度が、なかなか進みません



1月23日(水)21:34 | トラックバック(0) | コメント(2) | テレビ・映画 | 管理


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