ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 



follow me その9

2022年10月半ばのことです。

Twitterのタイムラインを追ってました。
すると不穏なツイートをいくつかみつけて、心がザワザワしました。

「どうしてこんなに悲しいことが起きるんだろう」
「ありがとう。安らかにね」
「話を聞いてから2日経つけどまだピンとこない。明日になればあの人はあの場所で
コーヒーを淹れてる気がする」

フォロワーさん達が、同じ人のことを言ってる気がしたし、共通のフォロワーさんで
コーヒーを淹れてる人といえば…

嫌な予感がしましたが、とどめを刺したのがUさんのツイートでした。
「亡くなった友人の旦那さんから電話がきて沢山話した。最後まで彼女らしかったんだなと
思った。」

Uさんは私とSさんのツーショット写真を撮ってくれた人です。
まさか…まさか…と思いながらSさんのお店のTwitterをのぞくと3日くらい更新が
ありませんでした。
今までお店の定休日以外で更新がなかったことなんて、ありませんでした。

でも何かの間違いかもしれない。私の単なる勘違いかも、と
T君のお店に行ってみました。
T君なら何か知ってるはずです。

お店のお客さんがみんな帰った頃、T君に話しかけようとしましたが
急に言葉がでなくなり、メモ帳に書きました。

「Sさんとは、もう会えないのですか?」

「実は…そうなんです。」
T君はとても辛そうに話してくれました。
ある日、Sさんの旦那さんが帰宅すると、Sさんが倒れていたと。
原因など詳しいことはわからないけど、Sさんはそのまま帰らぬ人と
なってしまったそうです。
台所では新作メニューを作っていた形跡があったそうで、
Uさんが「最後まで彼女らしかった」と言っていたのは、そのことだったのでしょうか。

つい最近まで、元気そうだった。
つい最近まで、バイトを募集していた。
なのにどうしてこんなことが起きるのでしょう。

事実を知ってしまったら、知らなかった頃には戻れない。
事実を知らないままでも、事実は変わることはない。
これから先、私は何をどうしたらいいのかわからなくて、しばらく何も手につきませんでした。



3月3日(金)03:28 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理

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