中秋の名月 |
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| 今夜は十五夜でしたが、N潟地方は雨のため、月がみえませんでした。
ぐすん。
それでも空を眺めました。
かくれた月のパワーを少しでももらえるように。
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9月22日(水)23:58 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理
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「阪急電車」 |
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| 有川浩(幻冬舎文庫)
片道わずか15分の電車の中でおきる出会いと別れの数々。 偶然、隣に座った女性が図書館でよく見かける人だったり、 年配の女性が何気なく言った言葉が人生を変えるきっかけとなったり、 女子高生達の他愛もない会話に救われたり、電車の中で すれ違った人達のドラマが交錯する物語です。
「たまたま電車の中で居合わせた」人達の中で、これだけのドラマが 生まれるとは驚きでした。 人はちょっとしたことがきっかけで、人生が大きく変わることも あるのだな、と思いました。 そしてさっぱりした中に温かみが感じられる有川さんの文体が とても好きです。
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9月11日(土)11:53 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理
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雑草のように |
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| 先日二日間ほど涼しい日がありましたが、昨日、今日と また暑くなりました。 この夏は暑すぎるため、庭の草取りをさぼっていましたところ、 いつの間にか見たこともない雑草がわさわさと生えていて、 そばにある紫陽花やハーブよりも成長しているのでびっくりしました。
おそるべし!生命力! 見習うべき!生命力!
草取りという行為はストレス解消になるといいますが、炎天下での草取りは、 逆にストレスたまりそうです。
どこかのテレビ番組でみましたが、読書や音楽鑑賞もストレス解消に なるそうです。 けれど私はどちらも好きなのに、ストレスは一向に減りません。 それは、ひとつのストレスがなくなると、すぐにまた次のストレスが おそってくるからです。
でもそれはきっと人として生きてれば誰でも乗り越えなければならない 試練なのでしょう。
庭に咲いてる名前のわからない雑草を見て思いました。
自分も強くなろうと。
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9月10日(金)15:35 | トラックバック(0) | コメント(2) | 社会 | 管理
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「MOMENT」 |
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| 本多孝好(集英社文庫)
ある病院で「死ぬ前にひとつだけ願いごとをかなえてくれる人がいる」 という噂が流れます。 その噂を聞きつけた人が何故か掃除のバイトをする「僕」のところへ 頼みごとをしにくるのです。 断りきれずに頼みごとを引き受けるうちに、さらにその噂が広がり、 同じく、病院内に出入りする幼馴染の女性や、アメリカからきた 若い医師に興味を持たれることになるのです。
この物語は4つの章からなっているのですが、どれも意外な結末に 驚かされます。 そして主人公「僕」と患者さん達、病院のスタッフ、幼馴染の女性との交流に なんともいえず温かい気持ちにさせられます。 病院内の話なので切ない場面も多いのですが、読後はホッとして さわやかな気持ちになります。
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一昨日は久しぶりに、ゆり様とM子様のライブを観に行きました。 ゆり様がギター、M子様がボーカルのユニットを立ち上げてから 数ヶ月経つのですが、ライブは段々とスタイルが確立されてきて、 いい感じになってきました。 ライブに行く時は大抵、長男と一緒なのですが、最近長男は 「いつも母親と一緒」のイメージがつくのがイヤなのか、 別々に行動したがるのです。 その気持ちはわかるので、できるだけ会場内でも離れて別行動とるのですが その様子をみたM子様に「なんだか残念です。私、T君(長男のこと)と お母さんの関係って、微笑ましいな、と思っていたのに。 一緒にいてもなんか自然で、全然変な感じがしなかったし、 羨ましく思ってたんですよ。だって、私の母親なんてライブに 一度も来てくれたことないんですよ。」 と言われてしまいました。 しかし、普通の親はそうなんでしょうね。 仕事や家庭のことが忙しかったり、あるいは時間や体力に余裕あっても 音楽に興味がないとか、あるいはライブハウスは若者ばかりで 敷居が高いとか、子どもの方が親が来ることを拒むから行きたくても 行けないとか、様々な理由で行かない人が圧倒的に多いのでしょう。
けれど「微笑ましい」と思われていたのは、嬉しいものです。 そしてそれを、わざわざ口に出してくれたM子様はやっぱり 素敵な人だと、つくづく思いました。
結局、ゆり様とは一度もしゃべりませんでした でも長男が以前一緒にバンド組んでたSちゃんや、ライブ会場で よくみかけるのでちょっと仲良くなった同年代のAさんとも会えたし、 沢山おしゃべりできたので、よしとします。
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9月7日(火)11:32 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理
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どうってことない話ですが |
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| 暑かった8月も終わり、相変わらず暑いまま、9月に突入して しまいましたね。 8月は更新率が低かったので、今月は頑張ろうと思います。
今日、某コンビニ「ななとじゅういち」で買い物する時に、 カードで払おうとしたのですが、残金がどれだけあるのかわからなくて 「残金が足りなかったら入金します。」と言うと、店員さんが 「まだだいぶ残ってますよ。」とおしえてくれたのです。 ここまでなら、どこにでもある会話なんですが、そのあと 「残ってないと思ってても意外と残ってたり、逆に全然残ってなくて 慌てることってありますよね。」と、その店員さんが話しかけて くれたのです。 これはちょっと嬉しい出来事でした。 コンビニの店員さんはマニュアル通りの会話しかしないイメージがあって、 それはそれでいいのですが、一言でも余計に話しかけられると 自分の存在を認めてもらったようで(大げさですが)気分が良いものです。
あと、店員さんで、お釣りを渡す時にお金を持ってない方の手で、 こちらの手を包み込むようにする人がいますが、あのしぐさが とても好きです。 嫌なことがあった日でも、それをされるだけでリセットされるくらい、 温かい気持ちになるのです。
先日は某薬局「まつきよ」で、若い男の店員さんが、手を包み込むどころか ギューッとにぎってきたので、びっくりしました。 その人にしてみれば、ついうっかり勢いあまってしまっただけ なのでしょうが、若い人にそういうことをされる機会がない私は 温かい気持ちを通り越して、かなりドキドキしてしまいました。 しかしお得感が強かったことは言うまでもありません。
どうってことないけれど、ラッキーに思えることは、結構あるものです。
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9月4日(土)22:46 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理
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