ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 



「阪急電車」

   有川浩(幻冬舎文庫)

片道わずか15分の電車の中でおきる出会いと別れの数々。
偶然、隣に座った女性が図書館でよく見かける人だったり、
年配の女性が何気なく言った言葉が人生を変えるきっかけとなったり、
女子高生達の他愛もない会話に救われたり、電車の中で
すれ違った人達のドラマが交錯する物語です。

「たまたま電車の中で居合わせた」人達の中で、これだけのドラマが
生まれるとは驚きでした。
人はちょっとしたことがきっかけで、人生が大きく変わることも
あるのだな、と思いました。
そしてさっぱりした中に温かみが感じられる有川さんの文体が
とても好きです。



9月11日(土)11:53 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理

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