ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 



2009年4月を表示

「かもめ食堂」

 群ようこ(幻冬舎文庫)

12歳で母親を亡くし、家事を切り盛りするようになったサチエは料理に興味を持ち、
大学も食物科に通うかたわら、あらゆる料理教室にも通って
色んな国の料理を学びます。
ある時、宝クジに大当たりし、それを資金にヘルシンキに念願の食堂を開きます。
最初の頃はお客さんといえば日本オタクの青年、トンミ君だけでしたが、
そこに日本人観光客のミドリとマサコが加わり、素朴だけど心のこもった料理を出す
サチエのお店の評判が口コミで広がり、お店はにぎわいをみせるようになります。

群さんの作品は、エッセイにしても小説にしてもリズム感があり、
スラスラと読めてしまうし、内容も面白いので、この小説も
一気に読むことができました。
サチエが食堂を開こうと思いつくまでのエピソードも興味深い物があるし、
ヘルシンキでお店を出してからの流れも中だるみなしで、とても面白くも読めます。
何度も読みかえしたくなる作品でもあり、外国に行ってみたくなる内容でもあります。

元気がない時、読んでみると気持ちが和みます。

=====

一昨日の午前中は諸事情により、かなり気持ちが沈んでました。
しかし午後から、Sちゃんが打ち合わせのため、うちにやってきました。

もう、Sちゃんがうちにくる、というだけで充分に気持ちが和むのですが、
それだけではなかったのです。
なんと!ツインテールで来るではありませんか!

萌~

女子高生のツインテール、ギザカワユス!

しかしね、Sちゃんはうちに来る時は大抵、制服着てきます。
まあ制服も可愛いのだけどね。
できれば、いかにも女の子って感じのティアードスカートなんか、
ひらひらさせてウチに来て欲しいのです。

そんな日にはオジサンはケーキをホールでご馳走しちゃうのにね(←アホ)


↑こんなこと言ってるワタクシもかつて若い頃はティアードスカートをひらひらさせてた、
と息子達に言うと、
「気持ち悪くなりそうで想像したくない。」だそうです


ほっといてちょ!



4月27日(月)15:18 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理

「まほろ駅前多田便利軒」

 三浦しをん(文春文庫)

東京のはずれにある「まほろ市」で便利屋を営む多田氏のところに
高校時代の同級生である行天氏がころがりこんできて、ふたりで仕事を
こなしていくはめに陥ります。
ペットをあずかったり、子どもの塾の送り迎えをしたり、
色々な人々と関わっていくうちに、ふたりの関係も変わっていきます。

三浦さんの作品を初めて読みました。
物語がすすむにつれて、ふたりの過去や意外なつながりがあきらかにされていき、
物語に奥行きをもたせるあたり、この人は巧いな、と思いました。
未成年と思われるヤーさんや風俗のお姉さん達と親しくなるあたりは
ちょっと現実離れしてる感じがなきにしもあらずでしたが、
充分に楽しめる作品でした。
直木賞受賞作でもあります。

=====

昨日、あまりにも情けない日記を書いてしまったので
改めて本来のこのブログの主旨である、読んだ本の感想を書きました。
久しぶりに書いたせいか、いまいち上手くまとめられませんでした。

精進しなければ。。。



4月15日(水)17:02 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理

たまには本の話

ここ数日、初夏のような陽気が続いていましたが、今日は久しぶりに
雨が降りました。

そんなこんなで、たまには本の話を。


男の子の母親やってると、色々あるわけです。
特に今、ふたりの息子達は思春期まっただ中なので、色々と
気を遣わなきゃならない問題が起きたりします。

けれどもたとえ、息子の部屋にエロ本をみつけようとも、うろたえる母親にだけは
なるまいぞ!と誓った私ですが、先日長男のベッドにみつけてしまいました。
エロい本(マンガ)を。

すっかりうろたえてしまいましたね。


いえ、そういう意味じゃなくて。

どんな意味かというと、それは私が独身時代(かなり昔)買ったものなのだけど、
子どもが生まれて間もなく、納屋の奥に隠した禁断の(?)本なのでした。

長男は納屋に入ることはあっても、奥までは見ないはず。
なのに、あの本があるということはもしかしたらブッ○オフあたりで
購入したのかもしれない、と思い、聞いてみたら
「たまたま納屋の奥に探しものしてたらみつけた。」と言うのです。

そして「親父も大した本、読んでないな。」とも。


どうやらあの本はお父さんが買って隠したと思いこんでるようで
ホッとしました。

けれど「あの本、つまんないから誰かにあげようかな。」と言うので、

あの本は絵柄が可愛いので、小さい子どもがつい手にとってしまいがちなのだけど、
内容があまりにもきわどいので発売禁止になったいわくつきの本で
今は絶版となっていて、ネットのオークションあたりで高く売れるはずだ、と説明すると
「なら親父に内緒でNかK(友達の名前)に高く売りつけよ~っと。」と
言うではありませんか!


あれは私が購入した物だから、高く売れた儲けは私がもらう権利が
あるはず。。。

けれど、言えない。。。。。

あれが私の本だとは決して言えない。。。。。



ちなみにワタクシ、かつてエロい本(こちらは小説)を隠してたのを当時中学生だった長男にみつかり、
「子どもの教育に悪いでしょ~が!」と説教された経験アリです。



これも一応、本の話題だったりして。。。



4月14日(火)18:17 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理

ガーデニング

今朝、ちょっと遅めの朝御飯を食べていたら実家のオカンから電話があって、
なんの用事かと思いきや、先日ウチで行われた長男バンドの合宿について
色々聞かれました。
主にドラムのT君に関する質問でした。
オカンは合宿の最中にちょこっとウチに顔を出したのですが、
その時、いつもニコニコしてて感じの良いT君が何故か元気なくて
いまいち愛想もなかったので、何かあったのかと心配になった、とのこと。

そりゃあ、T君かて人間だもの。
色々あったりして機嫌いい時ばかりじゃないよ。
でも御飯の時とか夜は楽しそうにメンバーとおしゃべりしてたよ。
と言うと、ホッとしたようで。。。

どうやらオカンはT君がお気に入りのようです。

T君の下の名前とか血液型とか聞いてましたわ。
まあ、気持ちだけでも若返るのは悪いことではないですけどね。

私がミーハーなのは母親譲りなのね



ところで春なので、ガーデニングすることにしました。
「ガーデニング」と言えるほど、大層なことではないかもしれませんが。

ホームセンターでお花の苗をいくつか選んで、あとは大好きなひまわりを
種から育てようと思い、種のコーナーをみたら2種類ありました。

「ミニひまわり」と
「巨大ひまわり」というものが。。。

きょ、きょだいて。。。。。

と、思わずのけぞってしまいましたが、気がつくと巨大の方をレジに持っていってました。

あとで袋の裏の説明書きを読んだら「巨大」の名目通り、相当大きくなるようで
ミニの方にすれば良かったと、後悔しました


さてさて、夏になったら、どれほど「巨大」になりますやら。

楽しみでもあり、恐怖でもあり。。。



4月13日(月)23:55 | トラックバック(0) | コメント(2) | 趣味 | 管理

お花見!

今朝、庭で草取りをしていたら、たまたま家の前を通りかかった
見知らぬおじさんが「おはよう。」と声かけてくれました。
そのおじさんは、ウチのネコ一号機を見て微笑んでいたので、良い人かと
思われます。
こういう、なにげない触れ合いが好きだったりします。

気分が良くなったところで、お花見に行きたくなり、さほど気乗りしてなさそうな
長男を誘って出掛けてきました。

りゅうとぴあから白山神社に向かって歩きながらお花見して、
その後は楽器店に行って電ドラやキーボード試奏させてもらって、
それから歩いてラブラ万代まで行き、ユニクロで息子達の室内着を買い、
N潟駅ビル内にあるヨドバシカメラに、次男が修理を頼んでいたMP3を引き取りに行って
帰ってきました。

N潟以外の方々、ローカルな話でわけワカメですみません。

要するに、いっぱい歩いた、ということです。

それにしても、まだ進路がはっきり決まってない長男ですが、
もしも来年県外に出るとしたら、今日のように、一緒にお花見することも
ないかもしれないのだな、と思うと、ちょっと切なくなってしまいました。



4月11日(土)23:59 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理


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