ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 


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「生きるぼくら」

   原田マハ(徳間文庫)

高校時代のいじめが原因で何年も引きこもり生活を続けていた麻生人生は
ある朝、母の置手紙をみつけます。
そこには、人生の面倒をみることに疲れたので家を出ることにしたこと、
当分の生活費は置いておくけれど、もしもどうにもならなくなったら
この中の誰かを頼ってほしい、と書かれてあり、そばには年賀状の束が
おいてありました。
そこには小5の時に両親が離婚して以来、会ってなかった父方の祖母のものがあり
人生は早速、長野にある祖母の家を訪ねるのですが、祖母は元気でありながら
どうも様子がおかしい。
しばらく祖母の家で生活していくうちに祖母は、毎年行っていた米作りを
体力の衰えを理由に、もうやらない、と言いだします。
祖母の作る美味しいお米を途絶えさせてはいけないと思った人生は
自分が米作りを引き継ぐ、と言い出すのですが、祖母の米作りは
機械にはほとんど頼らない、農薬も一切使わない、という今時
誰もやらない特殊なものでした。
それでも村人たちや、祖母と親しい食堂の志乃さんに協力してもらいながら
米作りに励むうちに、人々のぬくもりに触れ、生きていく喜び、
生きていく意味を知るのでした。

昔ながらの米作りに関して、やけにリアルに描かれてると持ったら、
原田マハさん自身が、そういった米作りを経験されてるそうです。
過酷な米作りにより、人生が人間的に成長していく姿を目の当たりにして、
こちらも元気をもらえました。

========

今年初めての更新です。
しかも3カ月ぶりでした
次回はいつになるかわかりませんが、
自分のペースで頑張りたいと思ってます。



3月7日(火)22:19 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理

「置かれた場所で咲きなさい」

   渡辺和子(幻冬舎)

36歳という若さで大学の学長に任命された著者は何かと気苦労が多く
心穏やかではいられなかった頃、ひとりの宣教師から渡された英詩に
「神が植えたところで咲きなさい」と書かれてあったところから
置かれたところが自分の居場所。そこで自分らしく生きて、周囲の人々も
幸せにしよう、と自分をなだめ、落ち着きを取り戻すことが
できたそうで、辛い日々を過ごす人々に少しでも和らぎがもたらされるように
書かれたものです。
人間関係がうまくいかない、など悩みをかかえた人におすすめしたい内容に
なってます。
私自身、読後は母に優しく背中をなでられながら「大丈夫だよ!心配しなくていいよ!」と
言われたような気持ちになりました。
渡辺さんの著書は他にもあるようなので、また読んでみようと思います。

========

随分と更新をさぼってしまいました。
それに読書感想を載せたのも、今年は初めてな気がします
少しウツ期にはいってしまったので、しばらくはのんびりモードでいきたいと
思ってます。



12月6日(火)00:03 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理

旬のもの

つい先日まで、スーパーでスイカが売られていました。
枝豆もまだ売られています。
ひと昔前なら考えられなかったことです。
春限定の果物だった苺も数年前から、年末にお店で見かけるように
なりました。
地球温暖化のせいなのか、バイオテクノロジーが進んだのかはわかりませんが、
「旬のもの」という言葉も、意味を持たなくなる時がくるのかもしれません。

夏の頃からずっと夏バテしてて、なかなか立ち直れなくて、
写真を撮りに出掛けるということもしてなかったのですが、
先日やっと近所の公園に、花の写真でも撮ろうと出掛けてみたら
コスモスと向日葵が咲いていてビックリしました。
コスモスはともかく、向日葵はとっくに終わったと思ってたのに
驚きです。
夏の間中、がんばって咲いてたんだなぁと感動しながらシャッターを押したのですが
その公園を毎日通っている友人の話によると、向日葵が植えられたのは
ついこの間のことだったそうで、それにも驚きました。
遅咲きの向日葵があるのでしょうか。。。

出来上がった向日葵の写真を眺めながらスイカを食べていて気付きました。
夏にできなかったことを今、実行してるのだなと。



10月4日(火)20:18 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理

また会いましょう

「自分の欠点をいくつか挙げよ」と言われたら、真っ先に挙げられるのが
「肝心なことを言い忘れる。あるいは聞き忘れる。」ところなのですが、
あれは三カ月も前のこと。
何故か急に田んぼの写真が撮りたくなり、電車に揺られて、あまり行ったことのない
とある駅で降りたのですが、そこはホームに降り立った途端に
田んぼが見えたので、大喜びでシャッターを切りました。
するとたまたまそばにいた60代くらいの男性に「それってフィルムのカメラですよね?
よく撮れますか?」と話しかけられました。
警戒心を解くためか、すぐに「私はカメラを売ってる者ですが
今はデジカメ主流なのに最近の若い人達の間でフィルムのカメラが流行り出して
なんでかな?と思ったものですから…」とも言われ、
私は若くないので(笑)一番最初に手にしたカメラがフィルムのカメラで、
それが使いなれていて、逆にデジカメが使いにくいので、フィルムのカメラを
愛用していると話しました。
「ちょっとみせてもらっていいですか?」と言われて、その人にカメラを渡すと、
ファインダーについたホコリをシャツの裾で拭き取るしぐさなどが
すごく自然でかっこ良くみえて、この人なら話が合いそうだと
カバンに入れてあった自分の撮った写真のミニアルバムも見てもらいました。
そこに自分の息子のライブ写真もあり、その人は「私も、こう見えても
ロックバンドやってるんですよね。」と言うのです。
益々、共通の話題が出てきたと、心の中で小躍りしていたら
電車がホームに入ってきて、「あ!私、あの電車に乗るんです!」と
走り去って行きました。
私はその人の背中に「またいつか!」と叫ぶのが精いっぱいで、
その人の苗字だけでも聞いておくか、あるいは自分の名前を名乗るかすれば
良かったのだと後悔しました。
せめて「またいつか」じゃなくて「また会いましょう」と言っておけば良かったです。

いつも肝心なところでミスを犯してしまいます。
もう三か月も経ってしまったので、その人のお顔も忘れてしまいました。
どこかですれ違ってもわからないでしょう。。。とほほ。。。

今日も、11月に閉店が決まっている書店へ行き、レジにいた若い女の子と
少し話したのですが、年齢差はあれど、なんとなく気が合いそうな感じがしたので
苗字だけでも聞いておけばよかったのに、そのことに気づいた時には
すでに電車に乗っていました

しかし上記のカメラを売ってる人と違って、今日会った人は
また会える可能性大なので、今度会った時には自分も名乗って
その人の名前もおしえてもらおうと思います。

また会いたい人には、たとえ会える確率が低かったとしても
「また会いましょう」と伝えようと思います。



8月29日(月)21:44 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理

変わらないものはない

本格的な夏がやってきました。
ただ今、絶賛夏バテ中です
この夏は、何かと厳しい夏になりそうなので、がんばらねばです。

ところでかなり前にも書いたのですが、私は料理家の高山なおみさんのブログが好きで
よく読んでいました。
しかし何故か、ここ一年くらいはご無沙汰していました。
先日、久しぶりにのぞいてみると、高山さんの生活があまりに変わっていたので
ビックリしてしまいました。
高山さんのことをよく知りもしないのにこんなことを言ってはなんですが、
高山さんという人は、周囲の時間がゆっくりと穏やかに流れ、
大きな変化を寄せ付けないような、そんなイメージを持っていました。
けれど実際は、旦那さんであるスイセイさんと住んでいた東京を離れ
ひとりで神戸に住んでいるそうで、スイセイさんは吉祥寺の住まいを引き払い、
今まで別荘として利用していた山の家に移り住んだそうで、
何故そうなったかというと、高山さんが
「神戸でどうしてもやりたい仕事があったから」だそうです。
高山さんとスイセイさんはずっと二人三脚でやっていくものだと思っていたので
他人事ながらショックでした。
やはり変わらないものなど、この世にひとつもないのだと痛感しました。
それでも夫婦仲が最悪の状態になったわけではなく、時々連絡を取り合っているのが
救いですが。

誰のためでもなく、自分のためだけに時間を使えることに心もとなさを感じたり、
ひとりで買い物をしている時に、ふと寂しい気持ちになることなど、
その時その時の気持ちを正直に綴っています。
それでも自分のやりたいことをやり抜こうと決めて実行している高山さんは
しっかりと地に足をつけて頑張っているのが伝わって来て、
元気をもらえるのでした。
先のことなんか誰にもわからないけど、どうかこの先の道が
高山さんにとっても、スイセイさんにとっても、明るいものでありますように、と
願っています。

私はというと、つま先でフラフラ歩いている状態かな。。。
しっかり地に足をつけないと。



7月31日(日)01:29 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理


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