ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 


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あたり前があたり前でなくなること

行きつけの喫茶店の前にそびえ立つ、大きな欅の木が
周辺の道路事情のため、伐採されることになりました。
その喫茶店の窓からみえる欅は、暑い時期には日光をさえぎってくれて
秋には紅葉を楽しませてくれました。
個人的には、雨がしとしと降る中、葉が濡れていく様子をみるのが好きでした。
それだけでも悲しいのに、さらに悲しいお知らせが入りました。
その喫茶店じたいも、店主様のご都合で10月末で閉めてしまうそうです。

その場所で色んな出会いがありました。
そして楽しい出来事もたくさんありました。
店主様のS野さんはじめ、そこで出会ったすべての人達に
感謝したい気持ちです。

そこにあるのがあたり前すぎて、あたり前でなくなる日がくるなんて
考えたこともなかったので、
あたり前でなくなる日がきたら、私はきっと現実を受け入れられずに
いつまでもオロオロしてしまうと思います。



7月25日(月)23:19 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理

試されてる?

久しぶりの更新になります。
何故しばらく更新できなかったかというと、ここのところナリをひそめていた
摂食障害の波がもどってきたからです。
ちょっとしたことがきっかけとなって、今回は強めの波が襲ってきました。
そうなると四六時中、喘息の発作のように吐きまくります。
一度スイッチが入ってしまうと、吐くものがなくなっても
吐き気はとまらず、吐き続けます。
胃の中が空っぽになると吐き気が余計にひどくなるので、発作の狭間で
食べられそうなものを食べるようにしますが、そんな時は
舌の感覚がなくなるのか、味はまったく感じません。
それでも一週間くらい経つと、比較的に気分がいいかな?と思う日が
あったりします。
そんな日はできるだけ出掛けて外の空気を吸うようにします。
家の中に閉じこもってばかりいると、うつ状態もひどくなるからです。

そしてたまに出掛けると、面白い出会いがあったりするので不思議です。
今の自分をまるで励ましたり、救ったりしてくれるかのような
ありがたい出会いが。

しかしそれで「私ってもってる?」などと有頂天になると
いきなり谷底に突き落とされるような辛い出来事がおきたりもします。
まるで「いい気になるなよ!」と誰かに叱咤されてるかのようです。

神様に試されてるのでしょうか?
楽しくて嬉しい出来事があっても、はしゃいだりせず、驕り高ぶらず、
謙虚でいなければならない、ということでしょうか。
浮かれてついつい、周りの人達への感謝の気持ちを忘れがちになるので
決して忘れてはいけない、ということでしょうか。


そんなワケで今後私は何があっても浮かれず、はしゃがず、
地味に暮らしていこうと思います。



6月26日(日)01:45 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理

風邪とアリとキリギリス

先月の終わり頃、急に寒くなった日がありましたが、
その日を境に風邪を引いてしまいました
そんな私に追い打ちをかけるような悲報が。。。

家のポストにガス会社より、ガスの点検のため近々来訪するとの手紙が
入ってました。
ガスの点検と言えば、台所をみられてしまうではありませんか!
汚いよ、
汚いよ、台所。
どうしよう。。。
日ごろから綺麗にしておかなかったバチが当たったかのようです。
こんな時によく耳にするのが「普段からちょこちょこ掃除しておけば
こんな苦労はせずにすんだのに。」という台詞。
しか~し!
私にはよくわからんのです。
この「普段からちょこちょこ」の加減が。
どこをどのように「ちょこちょこ」すればいいのか。
台所のコンロ台とその周辺は油で汚れます。
シンクは水アカがつきます。
それらはクリームクレンザーなどでこすり洗いして、汚れをとるわけです。
同じように洗面所、風呂場、トイレも。。。
場所単位で考えれば「ちょこっとずつ」でも、家全体のレベルで考えれば
「ちょこちょこ」じゃなくね?と思うわけで、アリさんのように
日々、せっせと掃除に励む生活など、オイラとても身が持ちそうに
ありません。
だったら普段はキリギリスさんのように、ベロンチョと過ごし、
今回のように「やべ~よ、ガス屋きちゃうよ!」と追い詰められた時に
一気に掃除に励む方が、人生楽しめるんじゃないか?
などと思ってしまったわけなんですが。

きっと誰も賛同してくれないでしょうねぇ。。。
怠け者の言い訳にしか聞こえないか。。。

そんなワケで今年のGWの思い出は、風邪引く前に行った古町の帽子屋さんだけと
なりました。

正確に言うと、GWはまだ終わってないんですけどね。



5月7日(土)01:03 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理

夕日と美女と海岸と

ほんの些細なことですぐに落ち込んでしまう自分がイヤだし、
一旦落ち込むとなかなか立ち直れないこともどうにかしたいと思う今日この頃。
新聞の投稿欄でなるほど、と思う文章をみつけました。
その方は好きな歌手が何人かいて、辛いことがあった時は、
大好きな歌を聴いて、勇気をもらっているそうで、
「悩みのない人はいない。落ち込まず、何でもよいから、
一つ元気になるものを見つけよう。」
と締めくくっていました。

今の私が勇気をもらえそうなものは何か?
考えてみたら、写真を撮ることで、早速夕日の写真を撮りに
海岸に出掛けました。
丁度いい感じに日が沈もうとしている時で、カメラを構えると
私の横を、髪の長い綺麗な女性が通って、やはり夕日に向けて
シャッターを切っていました。
その姿がとても素敵で、写真を撮りたい衝動にかられました。

夕日、美女、海岸。

三拍子揃ったらすごくいい写真が撮れそうではないですか!
しかし
「写真を撮るあなたの姿を撮らせてください。」
と一言、言う勇気が出ませんでした。

そんなワケで、勇気をもらうために写真を撮りに出掛けたのに
勇気が出なかった、というおマヌケな話でした。



4月27日(水)00:23 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理

アナログは侮れない

先日の日記に書いた「昔のカメラ」が使い物になるのかどうか、
その後、カメラ屋さんに持って行き、見てもらったところ、
「シャッターは切れるので、使えることは使えると思うが、
レンズに少しカビが付着してるので、出来上がった写真が綺麗かどうかは
なんとも言えない。」だそうで、ガックリきていたのですが、
私の友達にもやはり昔のカメラに関してカメラ屋さんで同じようなことを言われて
それでも試しに写真を撮ってみたら、なかなか綺麗に撮れた、という人も
いたので、気を取り直してとりあえず撮ってみることにしました。

今日は快晴。
どこに撮影に行こうかと考えたところ、あまりにも地元すぎて
すっかり忘れていたけれど、歩いて行けるところに桜の名所があったのでした。
桜は五分咲き程度でも、そこには桜の他にも色んな花が咲いてるはずなので
行ってみました。
赤い椿、ピンクの山茶花、色とりどりのパンジー、チューリップ、菜の花、
そそられる風景ばかりで夢中でシャッターを切りました。
桜も、花開いた部分をアップで撮ったりしているうちに涙が出てきました。

感極まって、ではなく、花粉症です

だけどやっぱり一眼レフはいい。
たとえ出来上がった写真がぼやけたものだったとしても、
シャッターを切れただけでも充分満足でした。

そして全部取り終えたあとはカメラ屋さんへ。
フィルムの入れ方は覚えていたのに、巻き戻し方を忘れてしまったので
教えてもらおうとカメラごと持って行ったのですが、お店の人に
「うわ~懐かしいカメラ!僕が中学生の頃に流行ったカメラだ!」と
言われてしまいました。
(きっとそのお店の人は私と同年代の人でしょう
巻き戻し方をおそわり、フィルムの現像とプリントをお願いしました。

一時間くらいで仕上がるとのことで、一旦家に帰ってドキドキしながら待ちました。
そして再びカメラ屋さんへ引き取りに行くと、ちゃんと綺麗に撮れてるでは
ありませんか!

四半世紀前頃、さかんに使っていた時とそれほど違いがない仕上がりに
ビックリしました。
アナログの底力をみせつけられた気分です。

新潟地方は今度の週末頃に、桜が満開になりそう、とのこと。
またどこかに撮影に行こうと思います。



4月5日(火)23:10 | トラックバック(0) | コメント(2) | 趣味 | 管理


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