「ヒガシくんのタタカイ」 |
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| 群ようこ(ハルキ文庫)
私立中学三年生のヒガシくんは、両親が離婚して、母親が家を出てしまっても ひねくれることなく、愛犬ミミと共にのんびり暮らしていました。 しかしこのまま平穏無事に慎ましやかに暮らしたい、という望みとはうらはらに 父親が突然再婚することになり、新しい母親だけでなく、姉までできて 同居するハメになったり、電車で乗り合わせた女の子に告白されて、 その子に散々振り回されたり、受難の日々が続きます。 それでも逃げずに、ちゃんと向き合って、ひとつひとつを クリアにしていく、ヒガシくんの日常を描いた作品です。
難しい年頃なのに、感情をすぐに表に出すことなく、常に冷静でいるヒガシくんに 好感度大でした。 それでも少年期らしい悩みはつきなくて、ことあるごとにクラスメートのクラタくんに 相談に乗ってもらうのですが、そのクラタくんも言葉を選んで励ましてくれて、好感度大でした。 そして新しいお母さんとなったサエグサさんや、その娘のミナミさんも 明るく、さっぱりした気性で、いい家族になりそうな予感がしました。 暗くなりがちなテーマを前向きに描いていて、読後はスッキリします。
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せめて週に一度くらいは更新したいと思いつつ、なかなか実行できません。 月一もあやういかなぁ。。。
まあ、できるだけがんばります。
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3月31日(火)23:29 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理
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