ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 



2009年7月を表示

怒りズズ育成計画

なんかね、イライラします。
最近、さかんに玄関のチャイム鳴ったり電話がかかってきたりするのですが、
ほとんどが何かの勧誘だったり宣伝だったりで、そんなことで
わずらわされてる今日この頃です。

読書などしつつ静かに暮らしたいのだから、そっとしといて欲しいのですが。

そんな私が夢中になってしまったのが「碇シンジ育成計画」というマンガ。
碇シンジといえば「新世紀エヴァンゲリオン」の主人公なんですが、
このマンガはその本編とはストーリー的になんの脈絡もないもので、
碇シンジ君の単なる妄想物語だそうです。

次男が友達から借りてきた本を何気なく手にとってみたら、
はまる、はまる。
本編観たことないのに、はまっちゃいました。

本編はシリアスなお話のようですが、このマンガは思春期の男の子の
青春マンガといった感じで、楽しめます。
胸の谷間やパンチラが満載すぎるのが、ちょっと気になりますが。。。

それにしてもマンガを読みながら、嫁にするならレイちゃんとアスカちゃん、
どちらが良いか、などと真剣に考えてる私はやっぱりアホ母です



7月25日(土)18:23 | トラックバック(0) | コメント(2) | 社会 | 管理

「朗読者」

   ベルンハルト・シュリンク(新潮文庫)

映画「愛を読む人」の原作です。
15歳の少年ミヒャエルは、路上で気分が悪くなったところを
母親ほど年上の女性、ハンナに助けられ、それがきっかけで
恋人のような付き合いが始まります。
ベッドの上で本を朗読してほしい、とせがむハンナにミヒャエルは
沢山の物語を読んで聞かせます。
そんな幸せな日々も束の間、ハンナはある日突然、ミヒャエルの前から
姿を消します。
数年後、法律を学ぶ大学生となったミヒャエルは、ゼミの企画で
ある裁判の傍聴をするのですが、被告人席にハンナの姿をみつけます。
戦争犯罪人として起訴されたハンナの公判を、一度も欠かさずに
見に行く度に、過去にハンナに感じていた謎が徐々に解けていくのです。

戦争が絡んだ話だけに、悲しいとか切ないとかの一言ではすませられないと
感じさせられる小説でした。
ハンナと過ごした日々が少年にとって衝撃的すぎて、その後
同じ年頃の女性とうまく付き合えなくなってしまったこと、
罪が重くなっても自分のプライドを守り通そうとしたハンナの気持ちなど、
痛々しいほどに伝わってきて、読後しばらくは何も手につかなくなるほどでした。


この小説、読んだことを後悔してないし、映画もいつか観てみたいと
思ったのですが、テーマが重いので、しばらく辛くなるような小説は
読みたくないなぁと思いました。



7月24日(金)22:29 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理

ただのつぶやき

本日二度目の更新です。

WE GOに行ってきました。
18日から若槻千夏ちゃんプロデュースの服やバッグが売り出される、と
聞いていたので、それを見る目的で出掛けたのですが、お店に入るなり
「完売しました。」の貼り紙が目に入り、がっくりきました。
売り出されてからまだ5日しか経ってないのに、なんででしょう、と
店員さんに聞いてみたら、元々少ししか入荷しなかったそうで、
あっという間に売り切れてしまったそうです。
けれどまた9月に売り出されるそうで、それまではもらったカタログ眺めて
我慢してます

いえ、若槻千夏ちゃんプロデュースの服が着たかったわけではありません。
私のようなオババに似合うはずがないことはわかっています。
エコバッグが欲しかっただけなのよ~ん!
それでもミーハーだけど。

そしてその後はすっかり自己嫌悪に陥ってしまいました。
私という人間は、どうして余計なお節介ばかりやいてしまうのでしょう。
肝心なことは後回しにしてしまうくせに、頼まれてもいないことばかり
口をはさんだり手を出してしまったり。

今日もやってしまいました。

出掛けたついでに長男バンドのSちゃんがバイトしてるコンビニに
行ってみました。
長男バンドは今、色々あって活動休止状態です。
Sちゃんはバンド続けたがってるのに、長男がやりたがらなくて
Sちゃんが凹んでる、という噂を聞いていたので、Sちゃんのことが
気になってて。。。

丁度、レジに立っていたので、お菓子を買って少し話しました。
Sちゃんは仕事中だし、私の後ろにお客さんが並んでしまったので、
ほんとにほんの少ししか話せなかったけど、それでもSちゃんと長男が
ちゃんと話し合えるようにするから、ということは伝えたけど・・・


それって、Sちゃんと長男の問題であって、私がしゃしゃり出ることでは
ないのだ、と後で気付いて。

バカです。私は。

Sちゃんのことが心配だったけど、かえって混乱させてしまったと思います。
長男にしても、ほっといて欲しいことだと思うし。


大バカ者です。ほんとに。

いっぱい本読んでるくせに、なんにも役立ててない。
穴があったら、入りたい。。。



7月23日(木)23:18 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理

「誰の中にでもいる彼」

   蓮見圭一(角川文庫)

今までなんの縁もゆかりもなかった人との突然の出会い。
戦時中、潜水艦の医師を勤めていたおじいさんの話。
信じられない報酬を提示して「被爆した母の半生を書いてほしい。」と
作家に頼みにくる男性。など、
人生の哀愁や運命などを描いた短編集です。

前に読んだ「水曜の朝、午前三時」の時にも思ったのですが、
蓮見さんの文体は淡々としていて押しつけがましいところは何もないのに
所々に印象的な言葉が散りばめられています。
「人との出会いは偶然ではなく、一つの才能だといった人がいる。」など。
それから音楽や映画の話も沢山でてくるのも興味深いところです。
またも蓮見さんの他の作品を読んでみたい、と思った一冊でした。

=====

毎日更新をめざしていたのに、昨日は更新できませんでした
レッドシアター観ながら眠ってしまって、気付いたら0時過ぎてて。

もっとキチンとした生活しなければいけないなぁ。。。


ゆり様のブログは夜中に更新されることが多いけど、
ちゃんと睡眠とってるのかなぁ。。。

ちょっと心配したりして。。。


人の心配してるより、自分をもっとなんとかしろ、っつう話。



7月23日(木)11:17 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理

「水曜の朝、午前三時」

   蓮見圭一(新潮文庫)

45歳で脳腫瘍により亡くなった、翻訳家で詩人でもあった四条直美は
娘のために4巻ものカセットテープに吹き込んだメッセージを残していました。
そこには直美が独身時代、大阪万博のコンパニオンをしていた時に
知り合った人との激しく切ない恋の話が語られていて、なおかつ
娘にとってもショッキングで、父親にはとても聞かせられない内容と
なっているのでした。

その「ショッキングな内容」とは、一言で言ってしまうと、不倫してた、
ということなんですが、「マディソン郡の橋」の時も思ったのですが、
不倫してたという事実を自分の子どもに語る、という神経が理解できないので
この女性には全く共感できませんでした。
自分は激しくて切ない恋してた、ということを誰かに伝えて自己陶酔、自己満足して
それでいいかもしれませんが、それを知ってしまった子どもの気持ちを
考えて欲しいわけです。
しかも自分の死後、そのメッセージが子どもに伝わるようにしてあるのですから
子どもが親に文句を言おうにも、本人はすでにこの世にはいないわけで、
やり場のない怒りをどうしていいか、わからなくなるでしょうし、
それは人として親としてどうよ、と思うわけです。

とはいえ、そういう屁理屈は抜きにして、あくまでも小説として楽しむならば、
この物語は淡々とした文章の中に、時々印象的な言葉があったりするし、
好きな文体なので、また蓮見さんの作品を読んでみたいな、と
思ってしまったのでした。

=====

今日のお昼頃、長男からメールがきました。
学校にいる長男からメールがくると、今までろくなことはなかったのです。
「忘れ物したから、学校まで持ってきてくれ。」とか。

今回もそんな内容なのかと、嫌な予感がしつつ本文をあけてみると、


「酢豚!」


その一言だけでした。

おそらく急に酢豚が食べたくなって、今夜のおかずは酢豚にしてくれ、
ということなのでしょうが、あまりにもアホっぽいメールだったので、

「これからウ○コするから、しばらくメールは返せません。」という
内容のメールを出しました。


目には目を。歯には歯を。

アホメールにはアホメールを。



7月21日(火)22:26 | トラックバック(0) | コメント(4) | 趣味 | 管理


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