ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 


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「ワーキング・ホリデー」

   坂木司(文春文庫)

元ヤンでホストの沖田大和のところに突然、息子だと名乗る小学5年生の男の子が
訪ねてきます。
戸惑いながらもその「進」という男の子が口にした母親の名前は数年前、
大和の前から突然姿を消した元カノで、認めざるをえなくなります。
おまけに進はあるきっかけで、父親が生きていることを知り、幼いころから
「父親は亡くなった」と言い聞かせてきた母親に反発するように
家出同然で出てきたため、その日から大和と進の同居生活が始まります。

「幼い子どもがいるのに、夜、家を留守にさせるわけにはいかない。」と言う
ホストクラブの店長ジャスミンの粋な計らいで、宅配業に転職することになった大和。
新しい仕事と父親業はトラブルばかりで何度もくじけそうになりますが
トラブルを乗り越える度に進むとの絆が深まっていく、夏休み限定の
父と息子の物語です。

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先日とあるレンタルショップにいましたら、「アナと雪の女王」の主題歌が
盛んにかかっていました。
するとお店にいた5歳くらいの男の子がサビの「Let it go~♪Let it go~♪」に合わせて
「まいど~♪まいど~♪」と気持ち良さそうに歌いだしました。

それ以来、私の頭のなかでは「まいど旋風」が巻き起こってます。



5月12日(月)22:35 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理

歴史は繰り返す

ここ数年、レースのスカートを穿いた人をみかけるようになりました。
最近の流行のようです。
そこでかなり昔、自分もレースのスカートを持っていたことを思い出し、
押入れの奥をさぐってみたら、ありました。
30年も前に買ったレースのスカートが!
シミなどどこにもついてなくて、綺麗な状態で残ってました。
けれど、ウエストのうしろのゴムだけは劣化して、ゆるゆるに伸びきってました。

しかし穿いてみると、そのゆるゆるさ加減が、今の私のウエストにぴったりで。。。

なにが幸いするか、わかりませんね

そんなわけで30年ぶりで、レースのスカートを復活させようと思います。

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てか、気付いたら2回連続スカートの話題でした。ゲラゲラッ



4月28日(月)11:19 | トラックバック(0) | コメント(2) | 趣味 | 管理

先見の明?

久しぶりに棚の整理をしてみたら、十数年前に作りかけてそのままになっていた
スカートがでてきました。

不思議なことに、他の部分は全部仕上げてあるのに、ウエスト部分だけが
手つかずでした。
普通、スカートを作る際、一番最後になるのは「すそまつり」であって、
ウエスト部分になるはずがないのに、当時の私は何を考えていたのでしょう。

しかし、今となっては十数年前の私を褒めたいです。

もしかして、こうなることを予測していたのでしょうか。
上半身は相変わらずガリガリだけど、下半身だけがすくすくと
成長してしまうことを。

ウエストサイズが信じられないほど変わってしまうことを

おそらく十数年前、ベルト芯を買いに行く暇がなかったなどという理由で
ウエスト部分が最後になってしまったと思うのですが、この際だから
ちゃんと作り上げようと思います。


それにしても、十数年前は、老眼じゃなかったんだなぁ。。。

遠い目。。。



4月3日(木)22:58 | トラックバック(0) | コメント(2) | 趣味 | 管理

なんとかなるさ!

長年使っていた電卓が壊れました。
新しい電卓を買いに行くと「消費税8%対応」というのがあるので、びっくりしました。
たとえば「100」と打ち、次に「税込」のボタンを押すと「108」と表示されるのです。
その税込ボタンは設定し直すこともできるので、消費税が再びUPしても大丈夫なのです。
いつの間にか電卓も進化してるのね~

そんなワケで来月から消費税がUPしますし、今月いっぱいで終了するものも
たくさんあります。
笑っていいともも終わっちゃうし、xpのサービスも終了します。
年度変わりは色々あります。
気持ちがついていけるかどうか心配ですが、あれこれ気に病むと
負のオーラが出て、負の出来事を呼び寄せてしまうらしいので
「大丈夫!なんとかなるさ!」と自分に言い聞かせることにします。

うん、なんとかなるさ!



3月30日(日)14:35 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理

「その時までサヨナラ」

   山田悠介(文芸社文庫)

仕事一筋で家庭をかえりみることのなかった森悟は、別居中の妻子が
福島行きの列車事故に巻き込まれたと連絡を受けます。
妻は亡くなり、奇跡的に助かった息子は、妻の両親が引き取りたい、と
願うのですが、ある日、亡き妻の親友だという女性が現れ、
子どもは親と暮らすのが一番で、手放すものではない、と力説します。
なにかと悟と息子の世話を焼きたがる彼女が現れてから、
仕事や異性関係などが、思いもよらなかった事態に陥っていきます。
彼女はいったい何者なのか、そして妻は何故福島行きの列車に乗ったのか、
謎が解けていくにしたがって、妻の秘めた思いに気付くのです。

本の帯に「これがあの山田さんの作品とは思えない。」と書かれてありましたが
その通りで、山田悠介氏といえば「おっかない小説を書く人」というイメージしか
なかったのに、このお話は色々と考えさせられました。
物事は、表面しか見てはいけない、ちゃんと掘り下げて納得いくまで
追求すべきなのだと、しみじみ思いました。

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次から次へと、色んなことがありすぎたここ一ヶ月。

とても悲しかったこと、すごくすごく悲しかったこと、
そして嬉しかったことと、すごく嬉しかったことがありました。
人は色々ありすぎるとかえって冷静になってしまうものなのだとわかりました。
けれど来月あたり、その余波がきて、おろおろするかもしれません。
とにかく今は、周りの人々の温かさに救われてます。
感謝、感謝の日々です。

そして、春ももうすぐです。



3月18日(火)21:47 | トラックバック(0) | コメント(1) | 趣味 | 管理


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