ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 


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「シグナル」

   関口尚(幻冬舎文庫)

大学の学費を稼ぐために休学した宮瀬恵介は、時給のよい映画館のバイトの面接を受けます。
採用の際、支配人の南川は、恵介と同じ歳で映写技師として働いてるルカという女の子に対して
「過去に関して質問しない」
「月曜日になると神経質になるからそっとしておく」
「ルカとの恋愛はご法度」
という3つの条件を出します。
恵介は、自分の意志で3年も映画館の中で暮らしていて、
一歩も外に出ていないというルカが、実際に会ってみると、意外にも話しやすく、
普通の女の子と変わりがないので、興味を持ちます。
しかし、そんなルカを良く思わない仕事仲間の江花に、
ルカの過去の悪い噂を聞かされます。
その噂はどこまでが真実なのか、できるだけルカを傷つけないように
恵介は真実をさぐります。

この小説のあらすじを読んだ時に、もっと暗い物語なのかと思いましたが
ルカは明るく、感じの良い女の子だし、時々登場する恵介の弟も面白い子で、
兄弟の会話も楽しく、すんなりと読めました。
映画化もされてるようで、しかも恵介役が私の好きなAAAの西島さんなので
機会あったら、観てみようと思います。

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腰が痛い
腰が痛い
腰が痛い

むか~し人気のあったドラマ「恋がしたい恋がしたい恋がしたい」のタイトルを
パクリました。

腰、痛いス。マジで。



8月19日(火)13:20 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理

今年もあの季節がやってくる!

お盆の真っ最中、皆様、如何お過ごしでしょうか。

週に一度くらいは更新しようと思いつつも、なかなかできないのは、
パソコンの調子ならぬ、電波の調子が非常に悪いからです。
あきれるくらい、すぐに切れます。ブチブチと。
あまりにもブチブチ切れるので、私もブチ切れます

今回もいつ切れるかと、ビクビクしながらキイを打ってます。(これで3回目)

ところで、お盆が終わると、毎年恒例のあの季節がやってまいります。
森山直太朗氏の「夏の終わり」がはいったミニアルバムがやたらと聴きたくなる
あの季節が!

何度も聴きたくなるので、この現象を自分で「直太朗中毒」略して「直中」と
呼んでます。

今年も間違いなく「直中」になることでしょう。

「夏の終わり」と「白くまアイス」で残り少ない夏を堪能します。

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あ~やっと更新できた!



8月14日(木)13:53 | トラックバック(0) | コメント(2) | 音楽 | 管理

7月4日にうもれて

気が付けば、もう7月です。
先月は一度しか更新しませんでした。
しかも読書感想じゃなかったし。
今月は・・・頑張ろうと思います。

で、そう言っておきながら、しょっぱなからまた本の話ではなく、
音楽の話です

神田沙也加という人の歌声がツボなので、彼女のユニット「TRUSTRICK」のアルバムを
聴いてみましたが、
見事にドツボでした。
どの曲も良くて、捨て曲ナシ、というのが感想でしたが、
驚いたことに全曲、ふたりで作ってるのですね。
アレンジはギターのビリーさんが手がけてるのですが、どことなく
80年代を彷彿とさせるもので、懐かしい気持ちにもさせられました。
沙也加さんの個性あふれる詞に、ビリーさんの曲がピッタリはまっていて、
最高でなおかつ最強のコンビなのだと思いました。
音楽やってる者同士でも、相性の良い人と巡り会えることは
なかなかないことだと思いますが、これほどピタリとはまる人と出会えるなんて、
軽く嫉妬すら覚えてしまいました

そんなワケでしばらくはヘビロテ決定です。


そして「GREEN DA・KA・RA」キャンディがやたらと美味しいです。



7月4日(金)15:09 | トラックバック(0) | コメント(2) | 音楽 | 管理

生き急いだピアニスト

地元で活躍していたジャズピアニストのNさんが亡くなられてたと知って
愕然としてしまいました。
まだ40代後半だったはずです。
亡くなったのは去年の8月だそうですが、私が知ったのはつい先日でした。
たまたま長男と、今年のジャズフェスティバルのゲストは誰だろうね、などと話していたら
「そういえばピアニストのNさん、亡くなったって知ってた?」と聞かれて、
初めて知ることとなったのです。

あの繊細なピアノはもう聴けないのかと思うと残念です。
Nさんの演奏を最後に聴いたのは1年か2年位前で、その時、
なんとなく元気がないような、奥様とのやりとりも、ぎこちないような、
そんな印象を持ちました。
あの時感じた違和感も、あながち間違いではなかったようで、
繊細すぎるNさんはその後、アルコールの摂取のしすぎで入院されたそうです。

ずっと前に一度だけ、Nさんと直接お話ししたことがありました。
「自信過剰」「我が強い」「超自己中」「協調性がない」「わがまま」
そんな評判しか聞いてなかったので、意外と人当たりがいい、と感じてしまいました。
自分の演奏を気に入って来てくれるお客さんのことは大切に思っていたようです。
性格に関してなんだかんだ言う人がいても、技術面においては
一度も悪口を聞いたことがありませんでしたが、共演者の演奏が気に入らないと、
ピアノから離れてしまったり、あるいは鍵盤に突っ伏して眠ってしまったりと、
破天荒なライブも何度か観せてもらいました。

世の中には、楽な生き方を選ばずに、どうしても生き急いでしまう人が
いるようですが、Nさんもそういうタイプだった気がします。

人って、死んでしまうものなのだな、と当たり前のことを
しみじみ思ったりしています。

だから、やりたいことはやっておこう。
行きたい場所には行っておこう。
会いたい人には会っておこう、と思いました。

Nさんのお気に入りだったブラッド・メルドーのアルバムを
久しぶりに聴いてみましたが、マイナーな曲が多いので、
余計にマイナーな気分になってしまいました。

合掌。



6月11日(水)22:28 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理

「ウィンター・ホリデー」

   坂木司(文藝春秋)

先日UPした「ワーキング・ホリデー」の続編です。
時は冬。前回、夏休みの期間限定で父と子の絆を深めた大和と進。
冬休みが始まり、また父と子だけの時間を過ごすことになりましたが、
夏休みの時とは少し様子が違う進を心配しつつも宅配業に転職してから
初めてのお歳暮シーズンがやってきて、ただでさえも緊張する中、
ボスから新人バイトの指導を頼まれます。
慣れない仕事に奔走しながら、進むとの距離を縮めていこうとするのですが
素直になれない性格が災いして、かえってぎこちなくなる大和。
しかし前回と同様、ホスト時代の先輩、雪夜とそのお客のナナが
いつもいいタイミングで現れて、救いの手を差し伸べてくれます。
ホストクラブの店長、ジャスミンの話す言葉も教訓めいていて、
心に深く刻まれます。

「和菓子のアン」に出ていた桜井さんもカメオ出演してたりして、
あっという間に読み終えてしまう、楽しい物語です。

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先日、長男が知り合いからタケノコをもらってきました。
皮付きのやつです。
皮付きのタケノコを扱うのはすごく久しぶりでした。

下茹でがすんだあと、どう調理しようかと迷い、次男に
「タケノコ料理というと、何を思い浮かべる?」と聞くと、返ってきた返事が

「たけのこの里」でした。


聞くんじゃなかった。。。



結局、煮物を作っておいしくいただきました。
やはり旬のものはエエですね。



5月23日(金)21:47 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理


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