ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 



2010年3月18日を表示

「ゆれる」

   西川美和(ポプラ文庫)

故郷で家業を継いだ兄。そしてそれとは正反対に都会で自由奔放に暮らす弟。
その間で揺れ動く、幼なじみの智恵子。
三人の感情を中心に、親子、兄弟間の確執や、愛と憎悪が
次第に浮き彫りにされていく物語です。

多くの小説を読んでいると時々、この本と出会えて良かった、と
思うことがありますが、この「ゆれる」もそうでした。
決して明るい内容ではないし、後味が良いわけではないけれど、
それぞれの心理描写がリアルで、力作だと思いました。
この作家自ら監督をつとめた映画も評判が良いようなので、
いつか観てみたい、と思いました。

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ずっと体調悪い状態が続いています。
こんな時は梅干しがやけに美味しいです。
てか、食べるもの全部が美味しく感じるので、自分はまだ大丈夫だ、と
思うことにします。

明日は久しぶりに晴れるようなので、散歩がしたいです。



3月18日(木)23:57 | トラックバック(0) | コメント(2) | 趣味 | 管理


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