ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 



2010年3月28日を表示

「ちょんまげぷりん」

   荒木源(小学館文庫)

シングルマザーの遊佐ひろ子は息子の友也を保育園に迎えに行った帰りに
ちょんまげを結い、和服を着た不審な若い男に出会います。
話の流れで自分の家に連れて帰るのですが、よくよく聞いてみると
木島安兵衛と名乗るその男は江戸時代からタイムスリップして
現代に来てしまったようで、他に頼るあてもなく、ひろ子は
自分の家で安兵衛の面倒をみることにします。
しかし律儀な安兵衛は、ひろ子に借りを作るのは申し訳ないと、
家事全般を引き受けることにします。
今まで家事などしたことのない安兵衛でしたが、ひろ子に教わりながら
料理などを手がけるうちに才能を発揮し、仕事が忙しいひろ子にとって
理想的な主夫のような存在となります。
そしてお菓子作りにも興味を持ちだし、ついにはテレビ番組の
お菓子作りコンテストに出場することになり、パティシエの道を
目指すことになるのです。

マンガのようなユーモアあふれるタイトルに惹かれて読んでみましたが
日本の子育て制度やシングルマザーについての風当たりの強さなど
色々と考えさせられました。
そして結末はやや想像できるものの、やはりホッとできるもので、
理想的な展開でした。
夏頃、映画化もされるようで、楽しみです。

=====

あんなキム・ヨナは観たくなかった。。。
オリンピックの時みたいに、不敵な笑みをうかべて金メダルを
かっさらっていく人であって欲しかった。
けれど、オリンピックで精神力を使い果たしたのかな・・・
それにしても浅田真央さん、素敵すぎます!
スパイラルシークエンスの時のキリッとした表情、惚れてまうやろ!
男子フィギュアの高橋大輔さんも!
沢山、元気をもらいました。
頑張ってる人は美しい。。。



3月28日(日)17:40 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理


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