「雨恋」 |
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| 松尾由美(新潮文庫)
恋人に振られ、アパートの隣人ともトラブルを起こした沼野渉は 引っ越しを考えていました。 そこに降ってわいたような良い話が持ち上がります。 叔母さんが海外勤務になり、留守の間自分の住んでいたマンションに、 管理がてら住んで欲しい、と言うのです。 家賃はアパートよりも安い金額を提示されたけど、それには 飼いネコの面倒をみるという条件付きなのでした。 ネコを飼った経験はないけれど、嫌いではないし、どうにかなるだろう、と 引き受け、住んでみると、生き物と一緒に暮らす生活も悪くない。 第一、きちんとした躾を受けたネコなのであまり手がかからない。 平穏無事な日々を送るはずだったのですが、ある日幽霊の存在に気付きます。 その幽霊は「私は自殺したということになっているけど、本当は 殺されたのです。」と打ち明けます。 誰に、どのような理由で殺されたのかもわからないまま亡くなったのだ、 ということを告げられ、話の流れで渉は、その真相を突き止めると 幽霊に約束するのです。
松尾さんの作品を読むのは初めてです。 ファンタジーやSFものを書いてる人だそうで、確かにこの物語も ファンタジーやSFの要素もあるのですが、それだけではない、 深い味わいが物語の中にあります。 また別の作品も読みたくなりました。
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この季節にはありがちなのですが、急に暖かくなったかと思えば また寒さがぶり返したりします。 風邪も、一旦治ったと思っても、再発したりもします。
今月は長男のライブが沢山あるので、体調を万全にしてのぞみたいと 思っています
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3月5日(金)14:29 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理
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