「遠まわりの雨」について |
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| 先週の土曜日(27日)に「遠まわりの雨」という2時間ドラマを やってまして、山田太一氏脚本というので興味持って観ましたが、 非常にいいドラマでした。 誰かと、そのドラマについて語り合いたいと、あちこちの人に聞いてみても 残念ながらドラマを観た人はいなかったのです。 こんな時はやはりネットが便利です。 調べて感想が載ってるところをみつけたのですが、やはり 大抵の人は「良かった」と言ってました。
そのドラマのストーリーを簡単に説明すると、昔恋人だったふたりが 20年ぶりに再会して、果たして不倫の道に走るのかどうか、というのが テーマなんだけど、結果としては「お互い家庭があるから」 という理由で 気持ちにブレーキかけてしまうのだけど、そこに至るまでの 色んな過程がどれもこれも切ないのです。 そして渡辺謙さんと夏川結衣さんが、期待通りに熱演してたのが また、切なさを倍増してましたね。 夏川さんが自転車で走る街の風景とか、謙さんが滞在するホテルとか、 背景の作りも良かったし、山田太一氏の独特の台詞まわしも ストーリーに合ってたし、味のある役者さん達があちこちに カメオ出演してたし、久しぶりに出来の良いドラマを観た、という 気がしました。
しかし、ラストの一番切ないシーンで泣きそうになってるところに 風呂あがりの長男がやってきて「んで、このふたり、結局どうなった? なんもなかった?うん、それがエエね。」などと話しかけてきたので せっかくの気分がぶちこわされて涙もひっこんでしまいました。 いいドラマを観て、思い切り泣きたい気分になる時だってあるのにね。。。
いいドラマはビデオに撮って、ひとりで観るべきですね。
ちなみにビデオは撮りませんでした。。。
てか、今時、ビデオて。。。
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3月31日(水)22:40 | トラックバック(0) | コメント(0) | テレビ・映画 | 管理
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