「雪沼とその周辺」堀江敏幸 |
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| (新潮文庫)
小さな雪国に住む人々の、移ろいゆく時の流れを静かに綴った短篇集です。 連作なので、前にでてきた人が次の作品にちらっと出てきたりもします。 この作者のことは今まで何も知らなかったのですが(すみません!) 私の好きな料理研究家「高山なおみ」さんのブログに、この本が とても良かった、とあったので読んでみたくなったのです。
この物語にでてくる人々の距離感、温かさが程よくて、それぞれ切ない内容なのに 読後は優しい気持ちになりました。
なお、高山さんは長い間ブログを更新し続けていて、「日々ごはん」という ブログ本も何冊も出しているのですが、残念なことに今月一杯で ブログ更新をやめるそうです。 高山さんのブログは食べ物を扱う仕事をしている人らしく、 季節の微妙な変化にも敏感で、好奇心も旺盛で、行動的で社交的で 毎回読むのを楽しみにしていただけに、残念でなりません。
高山さんは、中国の姉妹がでてくる「サントリーウーロン茶」のCMの料理を 作った人です。 最近のそのCMでは「ドーナツ食べる?」というシーンがありますが、 そのドーナツも高山さんが作ったそうです。
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今朝、兄嫁さんから電話をもらいました。 兄嫁さんは普段、とても忙しい人なのですが、たまに仕事が休みになって 時間ができると「最近どうしてる?」と電話をくれるのです。 話したいことが沢山たまってたので、ついついしゃべりまくって しまいました。 ほとんどが愚痴でした。 もらった電話なのに。。。
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2月25日(月)21:14 | トラックバック(0) | コメント(4) | 趣味 | 管理
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