羊をめぐる冒険(上)(下) |
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| 村上春樹(講談社文庫)
「風の歌を聴け」、「1973年のピンボール」に続く三部作の完結編です。
離婚したばかりの主人公のところに、行方不明になっていた 「鼠」と呼ばれる友人から手紙が届きます。 そこには草原に群れる羊の写真が同封してあり、 「この写真を人目につくところに持ち出して欲しい」と書かれてあります。 そこで仕事で製作した、保険会社のPR誌に、その写真を載せるのですが、 それがきっかけで、主人公の人生が大きく変わっていくのです。
以前にも書きましたが、村上春樹の小説の感想を言うのは非常に難しいです。 わけのわからない比喩がたくさんでてくるし、いったい何を言いたいのかも さっぱりわからないし。
けれど、そのわけのわからなさが好きで、私はいつかきっと、この本を 再読してしまうだろうし、他の作品も読むだろうと思うのです。
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ウチの「腕枕ネコ」は私の左腕しか枕にしません。 ずっと左腕だけで腕枕していると痺れるので、右腕に移動させようとすると 「腕枕ネコ」は怒ってどこかに行ってしまいます。 「腕枕ネコ」を怒らせてしまう、というのは私としては不本意なので、 どれだけ左腕が疲れても、我慢して耐えています。
腕枕でくつろいでいると、「腕枕ネコ」はネコ特有の、 ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ・・・・・という音を立てて、 しかもグ~グ~グ~という、いびきの音まで立てて寝入ってしまうので、 うるさいし、左腕は痛いしで、トホホな気分で寝ています。
でもいいの。「腕枕ネコ」が幸せならそれで。
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2月6日(水)14:13 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理
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