ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 



2008年2月6日を表示

羊をめぐる冒険(上)(下)

 村上春樹(講談社文庫)

「風の歌を聴け」、「1973年のピンボール」に続く三部作の完結編です。

離婚したばかりの主人公のところに、行方不明になっていた
「鼠」と呼ばれる友人から手紙が届きます。
そこには草原に群れる羊の写真が同封してあり、
「この写真を人目につくところに持ち出して欲しい」と書かれてあります。
そこで仕事で製作した、保険会社のPR誌に、その写真を載せるのですが、
それがきっかけで、主人公の人生が大きく変わっていくのです。

以前にも書きましたが、村上春樹の小説の感想を言うのは非常に難しいです。
わけのわからない比喩がたくさんでてくるし、いったい何を言いたいのかも
さっぱりわからないし。

けれど、そのわけのわからなさが好きで、私はいつかきっと、この本を
再読してしまうだろうし、他の作品も読むだろうと思うのです。

=====

ウチの「腕枕ネコ」は私の左腕しか枕にしません。
ずっと左腕だけで腕枕していると痺れるので、右腕に移動させようとすると
「腕枕ネコ」は怒ってどこかに行ってしまいます。
「腕枕ネコ」を怒らせてしまう、というのは私としては不本意なので、
どれだけ左腕が疲れても、我慢して耐えています。

腕枕でくつろいでいると、「腕枕ネコ」はネコ特有の、
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ・・・・・という音を立てて、
しかもグ~グ~グ~という、いびきの音まで立てて寝入ってしまうので、
うるさいし、左腕は痛いしで、トホホな気分で寝ています。

でもいいの。「腕枕ネコ」が幸せならそれで。



2月6日(水)14:13 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理


(1/1ページ)