ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 



2009年8月1日を表示

懺悔の日

ついこの間、もう7月になったのか、と思ったばかりなのに
もう8月です。
時の流れの速さに気持ちがついていきません。

今日は高校時代の友達の命日です。
それほど親しかったわけではなく、友達の友達、と言った方が正しいかもしれません。

けれど優しい人でした。
一度、自分が車を運転するから一緒に出掛けよう、と誘ってくれたことがありました。
その時は忙しかったので、断ってしまいました。
無理してでも一緒に出掛けるべきでした。

私が悩んでると知った時、誰かからメルアドを聞いて、私にメールを
くれたことがありました。

彼女が入院したと聞いた時、最初はお見舞いに行くつもりはありませんでした。
私も身体が丈夫ではなく、具合の悪い時は誰にも会いたくないので、
彼女もそうかと思い、共通の友人から情報をもらうだけで、
あえてお見舞いには行かなかったのです。

しばらくして彼女の病状がいい方向に行ってないと聞いて、やはり会っておきたいと思い、
毎週お見舞いに行ってる友人に、私も行っていいか彼女に聞いて欲しい、と頼むと、
「今度お見舞いに行った時に聞いてみるね。」と言われたけど、
その返事を待つこともなく、4年前の今日、彼女は向こうの世界に旅立ってしまいました。

やはり、さっさとお見舞いに行くべきでした。
直接会って、一言お礼が言いたかった。
「優しくしてくれてありがとう。」と。

小さな頃から母親に言われてたんです。
「何か行動しようか、どうしようか迷った時は、行動する方を選びなさい。
そうしたら大抵の場合、後悔しないから。」と。
母親の言うことは当たってると思います。

後悔しても、彼女はもういません。
なので、毎年この日は懺悔の日です。

今年、彼女が大好きだった向日葵を沢山育てました。
向日葵は、お日様の方を向いて育つと聞いていたのに、育ての親に似て
ひねくれてしまったのか、それぞれ別々の方向を向いてます



彼女が、どこかで見ててくれるといいなぁ。



8月1日(土)22:32 | トラックバック(0) | コメント(2) | 社会 | 管理


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