ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 



2009年6月8日を表示

「りかさん」

   梨木香歩(新潮社文庫)

小学生のようこは雛祭りのプレゼントに「リカちゃん人形が欲しい」と
ねだるのですが、おばあちゃんから届いた「りかさん」という名の人形は
ようこが欲しがっていたものとは似ても似つかない日本人形でした。
ところがこのお人形、人の心がわかり、しゃべることもできる不思議な人形だったのです。

この「りかさん」との出会いによって、友達の家の事情や、
それぞれのおじいちゃん、おばあちゃんの過去もわかるようになり、
あるいは歴史的な背景もわかるようになり、
ようこもりかさんの目を通して、人として成長していこうとするのです。

メルヘンの世界、とわりきってしまえばよいのですが、
あの人形がああ言った、いや、この人形がこう言った、という
シュールなやりとりが長く続いてストーリがなかなかすすまないので
やや中だるみ的な作品になってしまったような気がします。
それよりも併録されている、その後の「ようこ」を描いた「ミケルの庭」が
私には好きな作品でした。

=====

もう一週間以上も前の話ですが、先々週の土曜日に長男のギターの先生のバンドの
ライブがあったので、行ってきました。
会場にはSちゃん(長男バンドのボーカルの可愛い女の子)もきていて、
Sちゃんは最近神戸に遊びに行ってきたそうで、
「おみやげ買ってきたので、今度おじゃまする時に持っていきますね。」と
言ってくれました。

うっほほ~い!

いつでも待ってますよ~!!




ところで最近、めまいがして、いつまでも直らないのでお医者さんに行って、
貧血の検査をしてもらったのですが、検査の結果、
「貧血気味ではあるけれど、薬を飲まなければいけないほどではない。」そうで、
つまりは貧血に関しては特に治療はいらないそうで、ホッとしたのですが、

「気分的なものかもしれないから、安定剤だしておきましょうか?」と。。。。

安定剤はイライラも解消できそうなので出してもらったのですが、
これがやたらと眠くなるのです。
眠剤が入ってるのだから、当たり前といえばそうなのですが。

めまいがしてフラフラして病院行ったのに、今度は眠くてフラフラになるとは。。。



しかし、二日続けて息子達が御飯の支度を変わってくれたのは助かりました。



6月8日(月)13:34 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理


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