ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 



2009年6月18日を表示

生き物を飼うということ

自分は身体があまり丈夫ではないので、時々昼間でも横になることがあります。
しばらく眠って、目が覚めると必ずといっていいほど、ウチに3匹いるうちの
どれかのネコが視界に入ってきます。
まるで心配して、そばにいてくれているようで気持ちが和みます。
そして2階に移動すると、ネコ達もいつの間にか2階に移動してるし、
2階の用事がすんで、1階に降りるとまた、わらわらとネコ達も移動します。

この感じ、なにかに似てるな、と思ったら、子ども達の小さい頃がそうでした。
洗濯物を2階のベランダに干すために、1階と2階を何往復もするのに、
いちいち腰にぶらさがるように、へばりついてきます。
階段を上り下りする時はあぶなっかしくて仕方ありませんし、
はっきりいって鬱陶しくもあるのです。

しかし、そんな風にまとわりつくのは、ほんの一時のことです。
あっという間に時は流れて、子どもは親離れしてしまいます。
離れすぎて、私なんかは「御飯作る人」くらいにしか思われてないでしょう。

特に長男は離れ方に拍車がかかり、先日も3日連続で夜遊びして帰ってきました。
たま~に、一日だけのことならともかく、3日連続はさすがにイカンやろ、
これはいっちょ親としては説教のひとつもしたらな、と手ぐすね引いて待ってると、
ヤツは何か予感がしたらしく、先手を打ってきました。

「いや~最近なんだか毎日が充実してるって感じがするんですな。ほっほっほっ。」
などと、隠居したジイサンのようなセリフを吐くので、説教する気が失せてしまい、
つい、「そうですか。それはよござんしたねぇ。」と、
これまた隠居したバアサンのような返事をしてしまったのでした。

話は逸れましたが、このように子どもがあっという間に離れたり、
色んなことがめまぐるしく変わっていく中、
ネコ達の私への態度はまるで変わらないのですが、
変わらない存在が自分の身近にある、ということは非常にありがたいことなのです。

いつもでも変わらずに、このままでいて欲しい。

そう願っても、どうあがいても、かなわないことがひとつだけあります。

人間よりもペット(わんこ、にゃんこ)の方が寿命が短いのですよね。

永久にこのまま、というわけにはいかないのです。
残念ながら。



だけど、永久ではないから、一緒にいる時間を大切にしたいし、ありがとう、大好きだよ、という言葉をいつも投げかけていたい。



こんな風に思ったのは、最近知り合いの間で飼っているわんこ、あるいは
にゃんこが、病気であるとか、老齢で弱っている、という話を耳にするように
なったからです。

ずっとずっと一緒にいられたらいいのに。



せめて平和で、穏やかな日々が、できるだけ長く続きますように!



6月18日(木)15:55 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理


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