「絵描きの植田さん」 |
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| いしいしんじ(新潮文庫)
都会に住んでいた絵描きの植田さんは、ある日事故のため大切な恋人と 聴力を失ってしまいました。 心を閉ざしてしまった植田さんは高原にある小さな村でひっそりと暮らすことにしました。
そんなある日、湖を渡ってある母娘が植田さんの隣に引っ越して来るのです。 その娘、メリはしだいに植田さんに懐いていき、静かな交流が始まります。
この村の人達の行事の関わり方とか、村の人達のさりげない触れ合い方とか、 あたたかくていいなぁと思いました。 おせっかいすぎず、無干渉すぎずに。 あたたかいココアに浮かべたマシュマロが、ふんわり溶けていった時のような 和やかな気持ちにさせられるお話でした。
植田真さんのイラストもおごそかに、この小説に色を添えています。
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昨日、Sちゃんがウチに来て、約束通り神戸のおみやげを持ってきてくれました。 たまねぎとにんにくのサラダ用ドレッシングでした。 これが意外とさっぱりしてて食べやすいのです。 クセになりそうなお味です。
しかし、薬のせいか、やたら眠いです。 あと2,3日したら薬飲むのやめようかな。
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6月9日(火)23:54 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理
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