小山裕幾フルートリサイタル |
|
| N潟県長岡市出身のフルーティスト、小山裕幾さんの リサイタルに行ってきました。
注目すべき点は彼が慶應義塾大学に在学中だということです。 音大じゃないのね。
20歳か21歳くらいなのに、すでに数々のコンクールで優勝しています。 そして、りゅうとぴあ(新潟市民芸術文化会館)のコンサートホールを ほぼ満席にしていました。
若いのに、素晴らしい!
澄み切った、安定感のある音に酔いしれました。
| |
|
9月15日(土)23:20 | トラックバック(0) | コメント(0) | 音楽 | 管理
|
ご挨拶 |
|
| 私のことを以前から知っていて、このブログを読んでくださっている方々、 いつもありがとうございます。
「ずず」なんて知らないけど、時々のぞいてた、という方々、 あるいは今日はじめてこちらをのぞいたという方々、 ご訪問、ありがとうございます。
このブログは当初、読んだ本の感想を載せるだけにしようと 思っていたのですが、 それだけでは味も素っ気もない気がして、 今後は私自身の日常生活の話もしていこうと思います。
とはいえ人付き合いが苦手な専業主婦ですので、 大したネタはないと思いますが(笑)。
今後とも、よろしくお願いしま~す!
| |
|
9月15日(土)14:22 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理
|
夏空に、きみと見た夢 |
|
| 飯田雪子(ヴィレッジブックス)
この作品に関しても、作者に関しても何も知識がなかったのですが (ごめんなさい!) 本屋さんでこの文庫本をみつけて、帯に書いてある
「書店員さん涙する」 「30過ぎたオッサンですが、胸がキュンとなりました。」 「こんな傑作に巡り会えて良かった。」
などの言葉が気になり、読んでみました。
美人で男の子にはモテるけど、気の強い女子高生、悠里の前に 他校の見知らぬ男子高校生が訪ねてきます。
その子は天也(たかや)という親友の葬式に出席して欲しい、 天也はきみのことがすごく好きだったから、と言うのですが、 突然、面識のない人の葬式に出て欲しい、と言われても困るので 激しく拒否すると、土下座までして頼むのです。
そこで仕方なく、不貞腐れながら出席するのですが、 そのあと、悠里の身に次から次へと不思議な出来事が起こります。
やがて天也が幽霊となって悠里の前に姿を現し、 危機を救ってくれたり、悩んだ時に助言を与えてくれるように なります。
天也の存在の大きさに気付いた悠里は、かつて自分はこれ程まで ひとりの人と向き合ったことがあっただろうか、と自問自答し、 今までの無気力で怠惰な生き方を反省するようになるのです。
やはり泣いてしまいました。 悠里はイマドキの女子高生と思いきや、無気力で怠惰な 生き方をしているのには、ちゃんとした理由があったのです。
孤独な日々に温もりを与えてくれたのが天也なのですが、 その人は触れることも抱きしめることもできないのです。 そんなもどかしさが切なく伝わってきたのですが、 ラストが希望を持てるものなので、救われました。
| |
|
9月15日(土)09:09 | トラックバック(0) | コメント(2) | 趣味 | 管理
|