ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 



2008年6月6日を表示

「夢をかなえるゾウ」水野敬也

   (飛鳥新社)

いつものぞいている、ある方のブログに「元気を出したい時に読むといい本」
として紹介されていたのが、この本です。

今の自分を変えたい、と思っている主人公のところにゾウの姿をした
「神様」が現れます。
ガネーシャと名乗るその神様は、夢をかなえてあげるために主人公の家に住みつき、
毎日ひとつづつ、課題を出します。
その課題は「トイレ掃除をする」「靴を磨く」など、およそ夢とは結びつかないことで、
最初は、こんなことをして果たして夢はかなえられるのだろうか?と
疑問を持っていた主人公も、課題をこなしていくうちに段々と自分の変化に
気付いていくのです。

この本は「小説」のコーナーではなく、「ビジネス書」のコーナーに
置いてありました。
なるほど、ビジネス書としても役に立つと思いますが、小説として読んでも
充分に楽しめます。
この「神様」が、何故か関西弁をしゃべり、やけにオッサンくさいところや、
主人公も「神様」として意識せず、おせっかいな親戚のオジサンと
接しているような態度で、時々本気になってケンカしたりするところが
面白いのです。

確かに、元気がない時に読むと、自然に元気がわいてくるような、
楽しい内容でした。



6月6日(金)21:54 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理


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