ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 



2008年3月29日を表示

「天使の梯子」村山由佳

   (集英社文庫)

「天使の卵」の続編です。
その「天使の卵」は、若い人達には好評だったようですが、
私はラストがあまりにも悲惨で救いようがなくて、好きに
なれませんでした。
では何故、好きになれない作品の続編を読みたくなったのかというと、
もしかしたら続編で少しは救われるのだろうか、と思ったからです。

で、読んだ結果は、ホッとできたし、救われる気がしました。
内容については少しでも触れると、かなりネタバレになる気がするので、
一切触れません。
ですが前作「天使の卵」を読んでなくても、これ一冊で充分に堪能できる
内容になっていることは確かですし、逆にこの作品を読んでから
「天使の卵」を読んでも、違和感なく読めると思います。

村山作品はラストが救いのないものが多いのですが、それでも
読みたくなってしまうのは、文体が綺麗で、登場人物達の心理描写が
すごく的確だからです。
「天使の卵」「天使の梯子」、この二作も、それを楽しむことができました。

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今日は長男と出掛けました。
前から、春休みにヘアーアイロンを買ってあげる約束をしてたので。
家に帰って早速試してみると、長男の天然パーマがみるみる真っ直ぐに。

なんか、別人みたいでヘンな感じがしました。
「天然」じゃなくて、普通の人のような。。。



3月29日(土)21:46 | トラックバック(0) | コメント(2) | 趣味 | 管理


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