「天使の梯子」村山由佳 |
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| (集英社文庫)
「天使の卵」の続編です。 その「天使の卵」は、若い人達には好評だったようですが、 私はラストがあまりにも悲惨で救いようがなくて、好きに なれませんでした。 では何故、好きになれない作品の続編を読みたくなったのかというと、 もしかしたら続編で少しは救われるのだろうか、と思ったからです。
で、読んだ結果は、ホッとできたし、救われる気がしました。 内容については少しでも触れると、かなりネタバレになる気がするので、 一切触れません。 ですが前作「天使の卵」を読んでなくても、これ一冊で充分に堪能できる 内容になっていることは確かですし、逆にこの作品を読んでから 「天使の卵」を読んでも、違和感なく読めると思います。
村山作品はラストが救いのないものが多いのですが、それでも 読みたくなってしまうのは、文体が綺麗で、登場人物達の心理描写が すごく的確だからです。 「天使の卵」「天使の梯子」、この二作も、それを楽しむことができました。
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今日は長男と出掛けました。 前から、春休みにヘアーアイロンを買ってあげる約束をしてたので。 家に帰って早速試してみると、長男の天然パーマがみるみる真っ直ぐに。
なんか、別人みたいでヘンな感じがしました。 「天然」じゃなくて、普通の人のような。。。
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3月29日(土)21:46 | トラックバック(0) | コメント(2) | 趣味 | 管理
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