ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 



「天使の梯子」村山由佳

   (集英社文庫)

「天使の卵」の続編です。
その「天使の卵」は、若い人達には好評だったようですが、
私はラストがあまりにも悲惨で救いようがなくて、好きに
なれませんでした。
では何故、好きになれない作品の続編を読みたくなったのかというと、
もしかしたら続編で少しは救われるのだろうか、と思ったからです。

で、読んだ結果は、ホッとできたし、救われる気がしました。
内容については少しでも触れると、かなりネタバレになる気がするので、
一切触れません。
ですが前作「天使の卵」を読んでなくても、これ一冊で充分に堪能できる
内容になっていることは確かですし、逆にこの作品を読んでから
「天使の卵」を読んでも、違和感なく読めると思います。

村山作品はラストが救いのないものが多いのですが、それでも
読みたくなってしまうのは、文体が綺麗で、登場人物達の心理描写が
すごく的確だからです。
「天使の卵」「天使の梯子」、この二作も、それを楽しむことができました。

=====

今日は長男と出掛けました。
前から、春休みにヘアーアイロンを買ってあげる約束をしてたので。
家に帰って早速試してみると、長男の天然パーマがみるみる真っ直ぐに。

なんか、別人みたいでヘンな感じがしました。
「天然」じゃなくて、普通の人のような。。。



3月29日(土)21:46 | トラックバック(0) | コメント(2) | 趣味 | 管理

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コメント

 1: 天使の椅子

私も読みました 図書館で偶然見つけて借りてきたんです^m^ でも「天使の卵」はまだ読んだことなくって・・・そんなに悲惨なラストになっているんだね続編だとわかりつつ先に読んじゃったけれど、あとで「卵」の方を読んでもよさそうだね。また図書館で見つけたら(←あくまで本を買おうとしない私です 笑)読んでみようかな。
ヘアーアイロン、使った長男くんの頭をみてのずずちゃんの感想、面白すぎ! この親にしてこの子あり、っていったら失礼かなぁ 長男くんってばおしゃれなんだね(^ム^)


 by ぴよこ | 3月30日(日)21:03

 2: おお!

ぴよちゃんも読んだのですね。
なら、「天使の卵」のラストも予想がつくと思うので、読後の絶望感は
少ないかもです。
うんうん、借りられるところがあるなら、借りた方がいいと思いますよ。
本は買うと、どんどんたまっちゃいますからね。

親子で「天然」だったりして
長男のまわりはお洒落な人が多いので、影響されるみたいです。
今度はメガネをやめてコンタクトにしたい、などと言ってます


 by ずず@管理人 | 4月1日(火)21:07


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