ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 


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世間の親たちよ!

今朝、部活に出掛ける長男にお弁当を作ろうとしたら、
「たまにはホカ弁食べたいから、弁当作らなくていいよ。」と言われ、
軽くショックを受けました。


ところで、ウチでは長男の携帯電話の料金は、基本料金だけ
払ってあげていますが、通信・通話料は自分で払うことにしています。

しかしながら先月、あまりにも料金が高額で現金では払えそうもない、
と言うので、労働で借金を返済してもらうことにしました。

食後の茶碗洗い(フライパンや鍋も含む)→300円
風呂掃除(浴槽のみ)→100円
古新聞・古雑誌の整理→100円
肩もみ10分→100円

といった感じで、少しずつ返済していたのですが、昨日、めでたく
先月分の借金がゼロになりました。

ということは今日から私が夕食後に茶碗洗いをしなければなりません。
これまでのように、呑気にチョコ食べながらテレビ観たりすることは
できなくなります。

けれど、それも次の料金請求書が来るまでのことでしょう。
今月の携帯の料金も、高額であることは間違いないからです。
うひひ。

長男の話によると、友達も先輩も、みんな、親が携帯の料金をすべて
払っているとのことです。

世間の親たちよ!甘すぎやしないかい?

それともウチが貧乏すぎるのかな?

世間の基準はわかりません。


さてさて、これから久しぶりに床磨きをします。
随分久しぶりなので、かなり汚れていると思います。



10月6日(土)10:24 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理

魔笛

昨日、モーツァルトのオペラを完全映画化した「魔笛」を観てきました。

「魔笛」の曲は以前、フルートで勉強したことがあるのですが、
どの曲が、どのような場面で使われているのか興味があったので、
今回の映画化は非常に嬉しいものでした。

とはいっても、ほとんど前知識がないまま観たのですが、
意外と堅苦しいものではなく、コメディータッチで楽しめました。

監督の演出のせいもあると思いますが。


戦場で命を失いかけたタミーノは「夜の女王」に仕える三人の侍女に
救われます。
そして女王に魔法の笛を渡され、誘拐された娘を救い出して欲しい、
と頼まれるのです。

暗黒卿ザラストロの神殿に忍び込み、女王の娘パミーナと恋に陥ちた
タミーノは、そこで意外な事実を知ることになります。


ストーリーはこんな感じですが、なんせオペラですから、
ミュージカルと同じく、セリフならたった一言ですむところを延々と歌を
歌ってたりするワケです。

早く逃げなければならない場面でも、ダンスしながら
♪は~や~く~逃げ~なきゃいけないわ~♪
などと呑気に歌っているワケです。

そんなことしてる場合ちゃうやろ、とツッコミ入れてしまうのも、
こういう映画の楽しみ方だと思うワケです。

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さすがに二日続けて映画を観に行くと疲れます。
本当は別な日にしたかったのですが、来週になると上映時間が変わり、
行きにくい時間帯になるので、急遽、行くことにしました。

今日は次男(小6)が遠足のため、いつもより早起きしてお弁当作ったり
したので、クラクラします。

まずはお昼寝して、復活したら家事やります。



10月5日(金)10:34 | トラックバック(0) | コメント(0) | テレビ・映画 | 管理

エディット・ピアフ~愛の賛歌~

昨日、映画館で観てきました。
苦悩と波乱に満ちたエディット・ピアフの47年間の生涯を
描いた作品です。

エディット・ピアフは美輪明宏さんの本に載っている写真でしか
見たことはなかったのですが、かなり似ていたと思います。

劇中、ひっきりなしにシャンソンが流れるのですが、
その中で知ってる曲が何曲かあったので、懐かしい気持ちになりました。

それは実家の母親がシャンソン好きで、小さい頃から聴かされて
いたからです。

けれども幼い頃はシャンソンなど理解できるはずもなく、
「なんだか不気味な感じのする音楽だなぁ。」としか思いませんでした。

しかし20歳くらいの時、何故か急にシャンソンに興味を持ち始め、
母親の古いレコードをひっぱり出して聴いていたら
「シャンソンの良さがわかるようになるなんて、アンタも
オトナになったわね。」などと言われたのでした。

最近はジャズやロックを聴いていますが、久しぶりにシャンソンを聴いたら
この映画のサントラ盤が欲しくなってしまいました。



10月4日(木)21:10 | トラックバック(0) | コメント(0) | テレビ・映画 | 管理

犬と私の10の約束

 川口晴(文藝春秋)

「クイール」や「子ぎつねヘレン」などの映画プロデューサーである
川口晴(はれ)さんが、愛犬家の間でブームとなった「犬の十戒」をヒントに
書き上げた作品です。

本屋さんで、表紙のワンちゃんの写真にひとめ惚れして買いました。

中学生の「あかり」は、お父さんがお医者さんで多忙のため、
ほとんど毎日すれ違いの生活をしています。
お母さんも病気で入院してしまった、その日、家の庭に子犬が
迷い込んできます。

お母さんは、あかりに「犬を飼うときには10の約束をしなければいけない」と
教えます。

そして、まるで靴下をはいているように見えることから「ソックス」と
名付けられた犬との生活が始まります。

ソックスは、孤独なあかりの日々に、いつも変わらない態度で
そばにいてくれて、かけがえのない存在になるのです。


この物語には、ギターの上手な美少年が登場したり、
いささか少女マンガチックなところもあるのですが、
どんな時にも態度を変えない、ソックスが健気で可愛らしくて
素直に感動できます。

ラストの方にある「虹の橋」という詩も涙を誘います。



10月3日(水)08:47 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理

哀愁的東京

 重松清(角川文庫)

絵本作家である主人公は、ある理由で絵本が描けなくなり、
フリーライターとして生活していくうちに、様々な人と出会います。

彼らは皆、どこかしら哀愁を秘めていて主人公の心をとらえ、
真っ白だったスケッチブックをうめていくきっかけを与えてくれるのです。


重松氏の作品は何冊か読んでいますが、どれも共感できてしまうのは
重松氏が同年代で、田舎から東京に出た時期もほぼ同じで
矢沢永吉が好き(笑)という共通点が多いからでしょうか。

この小説を読んでいて、自分が東京で暮らしていた頃ののことを
しみじみ思い出してしまいました。

「東京」というところは哀愁に満ちた街です。
田舎から出てきた者にとって、それを強く感じさせるのが、
東京の、東京らしいところなのかもしれません。



10月2日(火)08:54 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理


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