「和菓子のアン」 |
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| 坂木司(光文社文庫)
高校卒業後、特になんの目標もなく、とりあえずは働いていた方がいいだろうと 何気なくのぞいたデパ地下で、和菓子屋のバイトに採用された梅本杏子は、 個性溢れる店長や同僚に囲まれながら、和菓子の奥深さを学び お客さんや、同じデパ地下で働く人々と関わりながら、日々の張り合いを みつけていきます。
ここにでてくる店長の椿さん、社員の立花さん、バイトの桜井さん、 立花さんの師匠の和菓子職人など、個性豊かなのですが、みんな魅力的で 楽しい人達なのがいい。 そして、なんといっても主人公の「アン」こと杏子ちゃんがとても可愛い。 それに和菓子というものは季節感あふれる中に、ひとつひとつ、ちゃんと 歴史的な意味をもつ、ということも勉強になりました。 アンちゃんの恋の行方(?)も気になるし、続編希望です!
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8月6日(火)23:08 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理
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