「ビブリア古書堂の事件手帖」 |
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| 三上延(メディアワークス文庫)
祖母の死後、一年経ったある日、五浦大輔は母親から祖母の蔵書の整理を 命じられます。 その中から夏目漱石のサイン本をみつけ、それが本物かどうか、あるいは どれくらいの価値があるのか、見極めてもらうために「ビブリア古書堂」を 訪ねます。 そこで出会った篠川栞子という、非常に内気で無口な若い店主は 本のこととなると一変して饒舌になり、大輔の祖母の結婚した年や、本の発効日、 サインの仕方などの少ない情報から、あっという間に祖母の過去を 推理します。 そして、饒舌になった栞子の話を真剣に聞き入れたことで気に入られたのか、 大輔は「ビブリア古書堂」で働くことになります。 その小さな古本屋に関わる人々との、ちょっと不思議な物語です。
本の雑誌が選ぶ2011年度文庫ベスト10の一位に選ばれたし、ドラマ化もされ、 あまりにも有名になってしまった本ですが、読んでみたら評判どおり、 とても面白い内容でした。 小説にはまったのは久しぶりでした。 大輔と栞子のコンビがとても好感もてます。 シリーズものなので、続きも読んでみたいと思います。
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本の感想を書いたの、すごく久しぶりです。 そういえばここって、読書感想ブログなのでした。
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2月1日(金)16:04 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理
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