「卒業」重松清 |
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| (新潮文庫)
四つの短編からなる「卒業」をテーマとした、家族を描いた作品です。 それは、優しいかった母親との別れであったり、 校長先生まで務めた厳しい父親との別れであったり、 または、自分が生まれる前に自ら命を絶ち、一度も会うことのなかった 実の父親からの卒業であったり、 憎しみ合うことしかできなかった継母との確執からの卒業であったり、 それぞれの「卒業」が切なく、温かく描かれています。
四つのお話、どれが一番、ということもなく、どれもみんな良かったです! 前にも書いたと思うのですが、重松氏は家族を描くのが本当に 上手いと思います。 家族っていいな、家族って大切にしたいな、家族って、血の繋がりだけじゃ ないんだな、と思わせてくれる作品でした。
この作品のいいところは自分の拙い文章力では言い表すことが できません。 とにかく少しでも興味持った方は読んでみてください。 絶対に損はさせませんよ、と言いたくなる小説です。
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梅の季節なので、梅ジュースを作ります。 以前は梅酒を作っていたのですが、自分はお酒を飲まないし、 世帯主も甘いお酒は好まないし、結局ウチでは誰も飲まずに 誰かにあげてしまうだけになったので、子どもも飲める梅ジュースを 作るようになりました。 夏バテには梅ジュースを飲んで乗り切ろうと思います。 自家製の梅干もあるし
お酒、飲めれば一番よいのですけどね
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7月8日(火)16:05 | トラックバック(0) | コメント(2) | 趣味 | 管理
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