「ロング・ロング・アゴー」 |
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| 重松清(新潮文庫)
転校先で知り合った美少女、美智子はほとんど毎日のように「いいものあげる」と 紙せっけんやケシゴムなど、ちょっとしたものをくれるのですが、 彼女の転校の理由は父親の栄転であり、その仕事内容は、美智子の父親の仕事を 脅かすもので、美智子との距離感を量りかねている「いいものあげる」、
小学校教諭の「わたし」が担当する5年生は、進路が「公立組」と「私立受験組」に 分かれていくと同時に、彼らの友情にひびがはいっていくのを感じ 弟の結婚式の招待客のことで右往左往しながらも、修復を試みようとする「永遠」、
スポーツや勉強がいまいちでも、はったりだけでお山の大将でいられても、 小学校高学年ともなると、周りの状況が許さず、お山の大将から パシリへと変えられようとする日々に戸惑う「チャーリー」、
などなど、幼い頃、誰でも経験したような遠い日々を懐かしむことができる 6編からなる短編集です。
切ない。。。切な過ぎるよ、重松清!
そういえば重松小説なのに、珍しく「永ちゃんネタ」がでてこなかった 気がします。 それを確かめるためにもう一度、最初から丁寧に読まなければ
これと「姉妹小説」と言われてる「せんせい」はまだ読んでないので 近いうちに読みたいと思います。
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先日、ボケ~ッとテレビを観ていたら、若い女の子が海外旅行をする番組やっていて 字幕には「23歳女子ノーブラでスペイン旅行」とあるのです。
「スペイン旅行するのにノーブラって、なんか意味あるの?」とつぶやいたら ちょっと離れた所にいた長男がドドドッと近づいてきて、 「ノーブラじゃねえよ!ノープランだよ!よく見れ!」と叫んで またドドドッと去っていきました。 猛暑なので、お許しいただきたいです。
ちなみに上↑で紹介した短編集の中に「人生はブラの上を」という、 変わったタイトルの小説があるのですが、これも非常に良いお話です。
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8月22日(木)15:16 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理
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