「とんび」 |
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| 重松清(角川文庫)
息子のアキラが5歳の時、最愛の妻、美佐子が亡くなり、男手ひとつで アキラを育てることになったヤス。 周りがあきれるくらい不器用で照れ屋だけど、近所の人達や 同じ職場の人達は、純粋でまっすぐな生き方をしてるヤスが好きで 何かと手助けをしてくれます。 そんなヤスとアキラの物語です。
今やってるドラマを観て(タケルちゃんが出てるし)原作が読みたくなりました。 元々重松清の小説は好きだし、家族愛を書かせたら、やはりピカ一だと思いました。
ドラマも泣けるけど、原作も泣けます。
家族間の関わり方ももちろん大事だけど、この話にでてくるような ご近所さんや、同じ職場の人達との関わり方もすごく愛があっていい。 こんな風に大勢の人達から見守られて、愛された子どもは いい子に育つのだな、とつくづく思いました。
また別の作品も読みたくなったし、今まで読んだ重松清の作品も 読み返したくなってしまいました。
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3月7日(木)14:38 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理
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