ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 



本の感想①

読んだけど感想をUPしてない本がたまってしまったので、
今回はまとめてUPしてしまいます。

・「東京公園」小路幸也(新潮文庫)
カメラマンを目指してる大学生の圭司は、ある日公園で出会った男性に
「自分の妻を尾行し、写真を撮って欲しい」と頼まれます。
バイトのつもりで軽く引き受け、幼い娘を連れて都内の公園を散策する
彼の妻、百合香の写真を撮るうちに、圭司は彼女に惹かれ、
夫婦のあり方など、考えさせられることになるのです。


・「親指の恋人」石田衣良(小学館文庫)
冒頭の新聞記事で、若い男女の結末がわかってしまうのですが、
それでもなにか救いはないかと読み進み、結局救ってくれたのは
解説を書いたイラストレーターの中村佑介さんの「この物語が
ハッピーエンドだったのか、悲しい結末だったのかは読んだ人の
考え方次第。」という言葉でした。
うん、最高のパートナーにめぐり合えたことだけは、ハッピーだったと
思いたい。


・「小さな理由」森浩美(双葉文庫)
「家族の言い訳」、「こちらの事情」に続く、家族小説シリーズ第3弾。
切ない話が多いのですが、大丈夫、きっとうまくやれる、という
気持ちにもさせてくれる物語です。



1月7日(土)12:59 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理

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