ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 



「強運の持ち主」

   瀬尾まいこ(文春文庫)

上司と折り合いが悪くなり、OLを辞めて占い師に転職した幸子の元に
訪れるお客さん達・・・いつもたったひとりでやって来て
父親と母親のどちらを選ぶべきかと悩んでる小学生の男の子や
気になる人を振り向かせたい、と何度はずれてもまた占ってもらいに来る女子高生、
物事の終わりがみえるという不思議な大学生などとの交流を経て
占い師としても人間としても成長していく物語です。

自分にとって「この人の小説を読むと心がほんわかと温かくなる」という作家さんが
何人かいるのですが、瀬尾さんも、そのひとりです。
やはり読後はほんわかと温かい気分になり、人と人との心の触れ合いって
いいなぁとしみじみ感じたのでした。

=====

最近、何故かウクレレの練習を始めました。
楽器はなんと、小5の誕生日に買ってもらったものを使ってます。
小5っつうと、ン十年も前です
しかも当時は関西に住んでいたので、引っ越しも経ています。
何十年も、弦まで綺麗な状態で残ってるとは、奇跡に近いです。


大事に使います!



7月14日(火)21:39 | トラックバック(0) | コメント(4) | 趣味 | 管理

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コメント

 1: 瀬尾まいこさん…

瀬尾まいこさん、僕も読んだことがあります。確か、「幸福な食卓」とかだったかなぁ。
でも、何だか僕には難しかったかも
僕が幼いだけなのかも知れません


 by pon | 7月15日(水)00:27

 2: いえいえ、

>ponさん、
感じ方は人それぞれなので、幼い、ということはないと思いますよ。
私の感覚がへんなだけかもしれません。
瀬尾さんの小説の中で、主人公が切ない目にあっていても、終盤は
前向きに立ち直ろうとしている、その感じがホッとできて良いな、と思っています。
「幸福な食卓」もかなり切ないのですが、ラストの方で、あまり好きじゃなかった
お兄さんの彼女が、意外といい人なのがわかったり、とか、
その人が作ったシュークリームは出来が悪くても、きっと心がこもっていて
美味しいのだろうな、と伝わってくるところとか、そういう部分が好きなのです。

けれど、瀬尾さんの作品を初めて読む人が「幸福な食卓」を読んだら
私とは違うイメージを持つのだろうと思います。


 by ずず@管理人 | 7月16日(木)00:18

 3: やっちゃいました…

>瀬尾さんの小説の中で、主人公が切ない目にあっていても、終盤は
>前向きに立ち直ろうとしている、その感じがホッとできて良いな、と思っています。

なるほど、確かに瀬尾さんの小説って、そういう傾向あります。

今日は久々にやってしまいました。
朝はザーザー降ってたので、思わず自慢の?長靴で大学に行ったんですが、
午後から晴れてしまい…
さらに、帰りの電車でクラスメイトの女の子と鉢合わせで、「やだぁ、長靴?」と
突っ込まれてしまい、思いっきり恥ずかしかったです。
電車の中で周りを見渡しても、僕だけ長靴でした。しかも、思いっきり恥ずかしい
ゴキブリ長靴…


 by pon | 7月18日(土)00:47

 5: 長靴を広めよう!

>ponさん、
「幸福な食卓」は、自分としては好きな作品なんですが、切ない部分が多いので、
人にはすすめないと思います
瀬尾さんの作品で人にすすめるとしたら「卵の緒」かな。

長靴、同じクラスの女の子に見られてしまったのですね。
いっそ、開き直って?「実用的でいいんだよん!」と長靴の良さをアピールして
長靴仲間を増やしちゃいましょう!

長靴推進委員会会長より。


 by ずず@管理人 | 7月19日(日)11:00


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