ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 



2014年10月3日を表示

気分は昼顔?

本日2度目の投稿です。

あれからヘアスタイルをどうしたかというと、
パーマかけました。
ゆるふわなので、イメージ的には「上戸彩」が近いでしょうか。
いえ、あくまでもヘアスタイルだけです。
全体的なイメージなら「高畑淳子」だろう、などと突っ込まないように!

前に行ってた美容院でパーマをかけたのですが、「別の美容院で思い切り髪をすかされた。」
と話したら、「その人の気持ち、私、わかります。」と担当の美容師さんに
言われてしまいました。
つまりはそれだけ髪が厚い、ということなのでしょう。

パーマをかけただけではボリュームアップにならなかったようで
相変わらずシュシュはすべり落ちますが、かかりかたが良かったのか
朝起きた時、山姥ではなくなりました。
何故か。

そして気分は「上戸彩」。
気分だけでも向上できたから、それで良いのです



10月3日(金)13:23 | トラックバック(0) | コメント(2) | 美容・コスメ | 管理

「箱庭図書館」

   乙一(集英社文庫)

自分が作家になろうと思ったのは、小学生の時、日誌に書いた創作文がきっかけで
担任の先生に「続きが読みたいからもっと書いてみて」とノートまで渡され、
才能があると褒められたから…「小説家のつくり方」

中学時代、周りになじめなかった「僕」は高校生になってから、自分を少しでも変えるため
部活にはいった。
しかしはいった文芸部の部員は小山先輩ひとりで、目論見は見事にはずれてしまった。
それでも教室に自分の居場所がなかった「僕」は日々、部室に通う。
そして何故か小山先輩とは、憎まれ口をたたきながら自分をさらけ出すことが
できるのだった…「青春絶縁体」

真面目で勉強ができて、良い子の「僕」は周りの人々の期待に応えるため
良い子でい続けなければならなかった。
しかし良い子でいる日々は窮屈で、そんな僕の楽しみは、
ある日拾ったカギを、あちこちの家の鍵穴にさしこむことだった。
いつかはカギが開くことを願って放課後、ちょっとした時間をカギを開ける作業に
さいたが、なかなかカギは開かない。
段々と行動範囲を広げていくうちに、家からそう遠くない場所にも
色んな風景があるということに気づく…「「ワンダーランド」

など、まったく関係がないようにみえて、不思議と折り重なる
6編の連作短編集です。

この小説を読み終わってから、「あとがき」を読んで初めて気づいたのですが
この小説は、新しいアイデアがなかなか浮かばなくなった乙一氏が、
「オツイチ小説再生工場」と称して、読者から募集した小説の中から
いくつかピックアップして、自分流にアレンジした作品集なのだそうです。
オリジナル小説はネットで公開されてるそうですが、元は乙一氏の作品ではないので
ファンの間では賛否両論だったそうです。
私としては、純粋に楽しめたので、こういうのもたまにはいいかな、と思いました。



10月3日(金)13:05 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理


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