「そして生活はつづく」 |
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| 星野源(文春文庫)
ミュージシャンであり、俳優でもあり、文筆家でもある星野源のエッセイ。 色んな分野で活躍しながらも、日常生活の細々したこと(食事を作る、 掃除洗濯をするなど)が苦手で、過労で倒れたり、携帯電話の料金も すぐに払い忘れるし、街を歩けば占い師の人に続けざまに声をかけられるほど 薄幸顔だったりするし、人付き合いが苦手で自分から知らない人に 話し掛けることができなかったりするけれど、「自分のやりたいことで お金を稼ぐ」という信条は変わらず、一生懸命に生きてることが印象的でした。
ゲラゲラ笑いながら読める、楽しい内容なのですが、なんせ下ネタが多いので、 そのテのものが苦手な人にはオススメしません。
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先日、バスに乗っていたら隣に座っていた若い女の子に話しかけられました。 オバサンが若い子に話しかける、ということはたまにある話ですが、 逆パターンは珍しいでしょう。 おまけにその女の子は、彼氏らしき男の子と一緒でしたから、 「よほどヒマだった」というのも考えられないし、考えられるとしたら ただ単に人懐こい人か、あるいは私がその人にとって親世代なので ちょっとしゃべってみたかっただけなのかもしれません。
しゃべってみたら、共通の話題が多くて、話が途切れることはありませんでした。 その子は今は大学生だけど、中学高校時代はバンドをやっていたそうです。 うちの息子達もバンドやってる、とか、兄弟や親のこととか、 受験をどうやって乗り越えたかなど、短い時間に色んな話をしてしまいました。
帰る時も奇遇にも同じバスで、私の隣の席が空いているのを見て、彼氏さんが 「お前は座ればいい。俺は立ってるから。」と言ってくれたので、 またおしゃべりできました。 その時、ふとその子がちょっと愚痴をこぼしたのです。 親とあまり仲良くないのだ、と。 「親子、仲いいですか?」と質問されたので、「今はわりといいけど、 長男が高校生の時、大学に行かない、と言い出した時はすごくもめたよ。 どこの家でも色々あるよね。」としか言えなかったけど、 今思えば、もう少し気の利いたことを言ってあげられたら良かったのかもしれません。
明日からは会うことのない他人だからこそ、ふと本音をもらしてしまうことが あるのでしょう。
もう少し時間があったら。。。と思いつつも、 案外、
「あ~!気まぐれで話しかけたけど、おしゃべりなオバサンでまいっちゃった! 話しかけなきゃよかった!」と彼氏と話してたりして。。。
でも私は、あの子と話ができて楽しかったし、話しかけてもらって 嬉しかったよ
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3月6日(水)17:40 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理
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