「四十九日のレシピ」 |
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| 伊吹有喜(ポプラ文庫)
熱田良平は妻の乙美を突然の病で亡くしてから、自堕落な日々を 送っていました。 そこにガングロで金髪の「井本」と名乗る女の子が現れて、 「乙美から生前、自分が亡くなった時は四十九日まで、夫の面倒を みて欲しい、と頼まれていた。」と話します。 初対面なのに、昔から知り合いのように振舞う井本に戸惑ってると そこに結婚生活がうまくいかなくなった、娘の百合子が帰ってきて、 ふたりは井本から、乙美が作っていた「暮らしのレシピ」の存在を知ることに なります。
この物語は登場人物の個性がはっきりしているので、非常に わかりやすく、読みやすかったです。 そして井本をはじめとする、乙美と関わった人達が、みんな温かい。 それも乙美の努力の賜物だということを、良平と百合子は あとで知ることになります。 すでにドラマ化されてるようですが、ドラマも観たくなりました。
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最近、「家政婦のミタ」というドラマにはまってます。 家政婦さんは、とことん無表情で、 お父さんが、これでもかというくらいダメ男なところが 笑えます。
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11月24日(木)12:20 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理
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