「月光スイッチ」 |
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| 橋本紡(角川文庫)
20代半ばの香織は妻帯者の恋人セイちゃんから、奥さんが 出産で里帰りする間、一緒に暮らさないか、と言われます。 期間限定だけど、夢にまでみた新婚生活とばかりに幸せな日々を過ごします。 セイちゃん所有のマンションで出会った人々とふれあい、 近くのコンビニで知り合った姉弟と交流するうちに、本当の幸せの意味を 自分に問いただしていきます。
一言で言うと不倫モノなのですが、香織もセイちゃんも「おバカだなぁ」と 感じさせつつも、何故か憎めないキャラになっています。 そして奥さんにバレて修羅場をむかえたところを救ってくれる、 コンビニで知り合った姉弟の存在もいい。 どろどろもしてないけど、軽薄なストーリーにもなっていない、 肩の凝らない読み物です。
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今日はミストサウナの中にいるような、湿度の高い一日でした。 買い物にでて、あまりに不快なのと喉が渇いたのとで喫茶店Lに寄りました。 するとママに「売れ残ったものだけど」とパンを3個もらいました。 その喫茶店ではママのお手製パンも売っているのです。
家に帰って食べたら、食感はフランスパンのようで、ほんのり 甘い味付けがしてあって、非常に美味しいパンでした。
これが売れ残るとはもったいない! そして無料とは申し訳ない!と思いました。
うっとうしい梅雨の時期の、嬉しいできごとでした。
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6月29日(火)22:53 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理
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