ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 



ワンス・ア・イヤー

 林真理子(角川文庫)

「私はいかに傷つき、いかに戦ったか」
という副題がついています。

林さんの23歳から36歳までの自伝小説です。
欲しいものを少しずつ手に入れる、いわばサクセスストーリーで、
テンポも速いのでスラスラと読めてしまうのですが、

あまりにも赤裸々なことが書かれているため、
「林さんの旦那さんは気を悪くしていないだろうか?」と
心配になってしまいました。

けれど、この本が出版されてから15年も経つのに、
何も悪い噂を聞かないので、夫婦仲は大丈夫かと思われます(笑)

林さんはこの本の中で「もっと容姿に恵まれたかった」と語ってますが、
もしも容姿に恵まれた人が直木賞をとっても、かえって反感かって
これほどまで女性支持者は多くなかったと思います。

そして意外にも、と言っては失礼ですが、男性ファンも結構多いそうです。



9月17日(月)11:19 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理

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