ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 

簡単ファイル共有の時計付きファイルマネージャ―


趣味

「ミュージック・ブレス・ユー!!」

   津村記久子(角川文庫)

高校三年生のオケタニアザミはベースを担当していたロックバンドが解散になり、
他にやりたいこともなく、進路も決まらず、グダグダな日々を過ごしています。
親友のチユキや歯医者でよく会う同級生は、それぞれ自分の進むべき道をみつけだし、
少し焦りを感じるけれど、そんな状況でもアザミの頭の中には
常に音楽があり、音楽を聴いている間は生きている意味を見出せる気がします。
周りに流されず、自分らしく生きていこうとする物語です。

この、チユキとアザミのオトコマエな友情がいい。
そしてクラスメイトの、普段は一緒にいないけど、遠くから見守ってて、
時々、その存在のありがたみを感じさせてくれるところもいい。
高校生で、はっきり将来の目標を決めている人の方が少ないと思うけど、
だからといって、のんびり構えてもいられない。
手探りでも、目標のようなものを探し出さなければならない。
そんなあやうい年頃の人達を上手く描いた作品だと思いました。

========

ここのところ、この人とは気が合う、話してると楽しい、と思っていた人が
遠くに行ってしまう、ということが立て続けにあり、そのたびに
がっくりとしおれてしまうのでしたが、つい先日もまたひとり、
遠くへ行ってしまいました。

しかも海外へ。。。

元々、海外旅行はしょっちゅうしていた人だし、語学力もあるし、
どこへいっても順応してしまう能力はありそうだし、
美人だからもてるだろうし、うまくやっていくのだろうな、とは思うのですが。

やっぱり寂しいものは寂しいです。

以前ここで、こういう心理は「卒業していく学生を見送る下宿屋のおばちゃんの気分」と
書いたことがありましたが、下宿屋のおばちゃん家業も切ないものがあります。

そういえば去年、その人からクマちゃん型パスタをいただいたのですが、
もったいなくて、まだ食べてませんでした。

このまま食べないのはもっともったいないので、近々食べようと思います。

またいつか会いましょう。M子様!



2月26日(火)13:50 | コメント(0) | 趣味 | 管理

「ジューシーってなんですか?」

   山崎ナオコーラ(集英社文庫)

大きな会社組織の中で、黙々と地味な作業を続ける6人。
そのうちの半分は正社員で、もう半分は非正社員。
立場は違っても、やることはまったく同じで、助け合ったり励まし合ったり
あるいは誰かのプライバシーを影で詮索したり。
そんな人々を淡々と描いた物語。

誰かの日常を淡々と描く、ということでは柴崎友香さんを思い出しますが、
柴崎さんの小説が好きな人なら、受け入れられると思います。
ただ、ひたすら、淡々としています

こういう毛色の変わった小説もたまにはいいなぁと思いました。

========

先日、長男が、このブログに書いたことのあるF井教授と会ってきたそうです。

今まで何度かF井教授のライブを観ていて、そのクオリティの高さに
尊敬の念を抱いていて、ネットで交流してるうちに「一度会いましょう。」
ということになったらしいです。

そして、丸一日、F井教授と有意義な時間をすごし、おまけにCDまで
もらってきたのです。

私は今度F井教授に会うことがあったら「CD作ってください。絶対買いますから!」
と言おうと思っていたのです。

それが、こんなに簡単に手にはいるなんて。。。
しかもライブ音源ではなく、ちゃんと楽器別に録音したもので、
10曲もはいってました。

曲調はどんなかというと、80年代のディスコサウンドが近いかもしれません。
でも、古臭い感じは、まったくしないです。

もしかしたら、長男よりも私の方が興奮してるかもしれません

もちろん、現在ヘビロテ中です



2月20日(水)15:12 | コメント(0) | 趣味 | 管理

「イニシエーション・ラブ」

   乾くるみ(文春文庫)

ピースの又吉さんが自分の著書や雑誌で、この本をすすめていたので
興味を持ちました。
ストーリーは大学4年生の男の子と、歯科衛生士の20歳の女の子が
合コンで知り合い、お互い気に入って付き合い始める、という
どこにでもころがっていそうな話なのですが、背表紙に
「ラスト2行は絶対、途中で読まないでください。」とあり、
なにやら「仕掛け」があるようで、最後までドキドキしながら読むのですが、
ラストでしばらく「?」になり、いったい何がどうなってるのか
わからなくて、今まで読んできたページをパラパラとめくり、
ようやく「仕掛け」に気付き、「やられた!」と思うのでした。
ネットの批評を読むと、好き嫌いがはっきり分かれているようです。
好きだ、と言った人は仕掛けがすごい、と言うし、嫌いな人は
仕掛けにこだわるあまり、ストーリーがすごくつまらないものになっている、
と評してました。

この物語は80年代が舞台になっているので、その時代が記憶にある人にとっては
あの頃流行った「男女7人~」のドラマやおにゃんこクラブ、
サザンやボウイなどの話がでてくるので、懐かしい気持ちになると思います。

80年代に青春時代を過ごした私にとっては、なかなか面白い小説でした。
そして「仕掛け」は、やはり、すごい!と思いました。

女の「裏の顔」に気付かない男の人は多いものです。
男の人達、気をつけなはれや!と言いたくなりました。



2月15日(金)15:02 | コメント(0) | 趣味 | 管理

「ビブリア古書堂の事件手帖」

   三上延(メディアワークス文庫)

祖母の死後、一年経ったある日、五浦大輔は母親から祖母の蔵書の整理を
命じられます。
その中から夏目漱石のサイン本をみつけ、それが本物かどうか、あるいは
どれくらいの価値があるのか、見極めてもらうために「ビブリア古書堂」を
訪ねます。
そこで出会った篠川栞子という、非常に内気で無口な若い店主は
本のこととなると一変して饒舌になり、大輔の祖母の結婚した年や、本の発効日、
サインの仕方などの少ない情報から、あっという間に祖母の過去を
推理します。
そして、饒舌になった栞子の話を真剣に聞き入れたことで気に入られたのか、
大輔は「ビブリア古書堂」で働くことになります。
その小さな古本屋に関わる人々との、ちょっと不思議な物語です。

本の雑誌が選ぶ2011年度文庫ベスト10の一位に選ばれたし、ドラマ化もされ、
あまりにも有名になってしまった本ですが、読んでみたら評判どおり、
とても面白い内容でした。
小説にはまったのは久しぶりでした。
大輔と栞子のコンビがとても好感もてます。
シリーズものなので、続きも読んでみたいと思います。

========

本の感想を書いたの、すごく久しぶりです。
そういえばここって、読書感想ブログなのでした。



2月1日(金)16:04 | コメント(0) | 趣味 | 管理

茶鍋とジャズ

またもや久しぶりの更新になってしまいました。
その間、どうしていたかというと、風邪引いてました
寝込むほどではなかったのですが、外出する元気もなくて、
家では必要最低限のことだけして、比較的調子の良い時は
近所のスーパーに出掛けて食料を調達する、そんな日々でした。

しかしそんな中、先週の土曜日、ジャズストリートには出掛けてきました。
この日はまたしてもボーカルNさんと、友人のS氏の共演があるし、
おまけにここのところ仕事が忙しくてあまり会えなかった友達が
久しぶりにどうにか都合つけられて「私もジャズスト行きたい!」と
行ってくれたので、行くしかないでしょう。

ライブはとても楽しかったです。
Nさんは相変わらず歌も絶好調だったし、MCも面白かったし。
しかし、私のそばでタバコ吸ってた人がいたせいか、家に帰った時には
ぜんそくの発作のように咳がひどくなってしまいました。

こんな時は鍋を食べるに限ります。
しかし最近、うちでは「キムチ鍋」か「とり団子鍋」のどちらかしか
していません。
ワンパターンで、何かいいアイデアはないものかと思っていたら、
とある俳優さんが「最近、煎茶で鍋の材料を煮込む茶鍋にはまってます。
梅肉をといた天つゆをタレにして食べると、すごく美味しいんです。」と
言ってたので、これはイケルかもしれないと、真似して食べてみました。

お茶の香りが食欲をそそって、非常に美味しかったです。
梅肉をいれなくても、天つゆだけでも、充分いけます。

またひとつ、好きなものが増えました。

さてさて、また今日もNさんもCD聴きながら家事、頑張ろ~っと。



1月24日(木)16:38 | コメント(0) | 趣味 | 管理


(11/50ページ)
最初 7 8 9 10 >11< 12 13 14 15 16 最後