ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 



「パンとスープとネコ日和」

   群ようこ(ハルキ文庫)

食堂を経営するシングルマザーに育てられたアキコは
母親に反発を感じ、食堂を手伝わずに出版社に勤めます。
けれども母親が突然病死してから、しばらくは閉めていたお店も
近所の商店街の人の助言もあり、一念発起して、母親とは趣向の違う
お店を開店させます。
「しまちゃん」という、体育会系の女の子に手伝ってもらいながら、
どうにかお店を切り盛りしていき、ネコの「たろくん」との出会いもあり、
お母さんの昔の知り合いで、アキコのお父さんのことを知っている、
という人が現れたり、泣いたり笑ったりの日々を描いた物語です。

群さんの、食堂を経営する小説、というと「かもめ食堂」が有名ですが
そのお話とは全然違って、これもまた楽しめる物語です。



1月11日(土)23:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理

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