ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 



「赤い長靴」江國香織

   (文春文庫)

結婚して10年経つ、子どものいない夫婦の何気ない日常を描いたお話です。
特別な事件は起こりません。
ですが、ある意味非常に恐い物語だと思いました。
奥さんが何か企んでることは、行間からひしひしと伝わってくるからです。
でも奥さんの気持ち、わかる気がしました。
何か話しかけても、まともに返事が返ってこないダンナなんて、
一緒にいても面白くないですからね
結婚記念日ですら、奥さんが「今夜は何が食べたい?あなたの好きなもの
作るから。」と言ってくれたのに、特に返事もしませんから。
普通なら、「せっかくだから外に美味しいもの、食べに行こう!」と
言ってくれそうなのに。。。

奥さんは、パート先のお店で正社員にしてもらえるように働きかけたり、
アパート探してたり、あるいはちゃっかり新しい恋人までつくって、
ある日突然、ダンナに三行半つきつけるんじゃないでしょうか。

などと、勝手に想像してしまったのでした。

結婚して何年も経つ人が読むと、結構、感情移入してしまうと思います。

=====

長男の友達のお父さんは、DAIGOの物真似がしたいがために、
1万8千円もかけて、革の手袋を買ったそうです。

そういうノリ、好きだなぁと思いました



7月24日(木)23:08 | トラックバック(0) | コメント(2) | 趣味 | 管理

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コメント

 1: その奥さん

もしかして、10年目の私だったかも。。。

話には、ノってきませんが、
自分の話には、終わりがない。。。

1万8千円、自分のダンナでも、好きなノリ?とツッコミ入れてみた


 by すんちゃ | 7月25日(金)22:42

 2: いえいえ、

自分の話をするだけ、いいと思いますよ。
この小説のダンナは何もしゃべりませんから。

ウチの世帯主はドケチなのでウケ狙いで1万8千円もかけないと思います。
かけたとしても、ワハハですんじゃうかな。。。
そういえば、今年の初めに宴会でウケたいがために、わざわざドンキで
ネコ耳買ってましたよ。
値段は聞かなかったけど、そのノリ、キライじゃないなぁと思いました


 by ずず@管理人 | 7月27日(日)00:15


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