ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 



りゅうとぴあワン・コイン・コンサート

りゅうとぴあ(新潟市民芸術文化会館)では月に一度位、
平日の昼間に一時間ほど、ワンコイン(500円)で観れるコンサートを
行っているのですが、

今日のそのコンサートの出演者が、丸田悠太君という、新潟出身で
今は東京で活躍しているフルーティストなので、観に行ってきました。

何故「丸田君」などと馴れ馴れしく呼んでしまうのかというと、
私もフルートをやっていて、かつて彼と同じ先生に習っていたことがあり、
高校生時代の彼を少し知っているからです。

パンフレットにある「国立音楽大学を主席で卒業」というプロフィール、
フルートやピッコロを自分の身体の一部のように自由自在に操るところ、
ユーモアを交えたトークや、演奏中の余裕あるパフォーマンス、

それらを観ていくうちに、
「あのコがねぇ、すっかり立派になっちゃってねぇ。。。」などと
近所のオバチャンのような感想をもらしてしまいました。


コンサートが終わって、とてもいい気分でモスバーガーへ行ったのですが、
そこでお昼を食べながら、数年前の自分をふと思い出してしまいました。

丸田君が音大受験のために、がむしゃらに頑張っていたであろう時期に
私もあるオーケストラにどうしても入りたくて、
そのオケに入る条件を満たすために、がむしゃらに頑張っていました。

毎日アホみたいに何時間も練習して、やっとオケに入団できたものの、
想像以上にレベルが高くて、オケの練習に出掛けるのが辛くて
仕方なかったことや、
その頃の人間関係、自分の置かれている位置、
世帯主が音楽やることに全く理解してくれなかったこと、

無理がたたったのか、結局身体を壊して、演奏会を最後にオケを
やめなければならなかったこと、

それらのことを次から次へと思い出してしまって、お店の中でつい
うるうると泣いてしまいました。

しかし人はお腹が満たされると精神的にも満たされるのでしょうか。
ハンバーガーを食べ終わる頃には少し元気を取り戻し、
顔なじみのジャズ喫茶に行ってママとおしゃべりして帰ってきました。

自分の家以外に落ち着ける場所があるっていいな、と思います。

いっぱい色んなことを考えた一日でした。



9月27日(木)22:18 | トラックバック(0) | コメント(0) | 音楽 | 管理

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