ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 



2009年11月を表示

早く寝ろって話ですよ

風邪を引いたみたいです。
熱はないのでインフルではないでしょう。
一昨日、買い物に出掛けた時、雨が降ってるのに風が強くて
傘をささずに歩いたのが原因だと思われます。
我ながらアホです。

先日、キツツキに頭をつつかれる夢をみて、目が覚めたら
ネコ3号機に頭をかじられてました。
おいしかったのでしょうか?

以上、近況報告でした。
つまらない内容で、すみません。



11月14日(土)00:35 | トラックバック(0) | コメント(2) | 社会 | 管理

「ボヴァリー夫人」(上)(下)

   フローベール(岩波文庫)

少女時代を修道院で過ごした知性と教養溢れるエンマは、
父親が足を怪我した際、往診に来てくれたボヴァリー医師に見初められ、
彼の元に嫁ぎます。
しかし結婚生活に多大なる夢と希望を持っていたエンマとって、
おとなしい性格の夫との田舎暮らしは退屈なものでした。
絶望的な日々を送るうちに、エンマは書記を勤めるレオンという若い男に
出会います。
知性と教養を持つレオンとエンマは話が合い、お互い惹かれ合うのですが
その頃、女児を出産したエンマは育児に専念するため、
レオンを避けるようになります。
エンマに嫌われたと思ったレオンは「法律の勉強をしたい。」と
エンマの元を去ります。
再び絶望的な日々を過ごすことになったエンマの近所にロドルフという男が
引っ越してきて、自分が目をつけた女は必ずものにする主義の彼は
一目でエンマを気に入り、人妻であることもかまわずに積極的にエンマを
口説きます。
レオンがいなくなってから寂しい日々を過ごすエンマにとって
ロドルフの情熱は抗い難いものがあり、一気に恋に堕ちていきます。
密会を重ねるうちにエンマの狂気にも似た情熱をもてあますようになった
ロドルフは、危険を感じて、ある日突然エンマの前から姿を消します。
駆け落ちの準備までしていたエンマはロドルフがいなくなったことに
打ちひしがられ、次第に精神を病んでいきます。
日増しに憔悴していくエンマを心配した薬剤師のオメー氏は
繁華街に歌劇を観に行くことをすすめます。
元々音楽が好きなエンマはすすめられるまま、ボヴァリー氏と
歌劇を観に行くのですが、そこで思いがけずレオンに再会します。
ふたりの感情は偶然の再会に一気に高まり、以前、結ばれなかった過去を
取り戻すかのように逢瀬を重ねます。
レオンとの新しい生活を夢見る一方、身の回りを飾り立て、
いつまでも美しくいたいエンマは借金を重ね、返済のめども立たずに
ついには夫のボヴァリー氏に知れることになります。
追いつめられ、レオンにも冷たい態度をとられるようになったエンマは
ある決心をして薬剤師の家の倉庫にしのびこみます。

結末はあえて書きませんが、まるで昼メロのようなドロドロした物語でした。
そういえば昼メロは海外文学が元になっているものが多い、と
聞いたことがあります。
以前「嵐が丘」を元にした「愛の嵐」というドラマもありましたし。
もしもボヴァリー夫人をこちらでドラマ化するとしたら、
主人公の名前は「尾張エマ」だったりして。。。とアホなことを
考えたりしました。

それにしても自分のカミさんが不倫してて、近所でも評判になったりしてるのに、
まったく気がつかない亭主っているのかなぁと、この物語を読んで
思ってしまいました。
それだけカミさんを信用しているのか、それとも関心がないだけなのか。
後者だとしたら、そりゃあ、カミさんも退屈するわ、と色々考えさせられました。


海外もの、特に古典ものは疲れます。。。
当分いいや、と思いました。



11月11日(水)00:01 | トラックバック(0) | コメント(2) | 趣味 | 管理

「シー・ラブズ・ユー」

   小路幸也(集英社文庫)

以前、感想を載せた「東京バンドワゴン」のシリーズ2作目です。
東京下町で古本屋とカフェを営む堀田家の大家族のひとり、青が
お嫁さんを迎えて9人家族となり、益々にぎやかになりました。
青の姉である藍子は、近所に住む日本大好きなイギリス人、マードックさんと
結婚話が持ち上がり、一方でやはり藍子に気があるらしい古本屋のお客であり、
IT企業の社長である藤島さんは藍子の娘、花陽(かよ)に気に入られてて
家庭教師をつとめることに。
しかし藤島氏の様子がおかしく、調べていくうちに堀田家の人々は
彼の悲しい過去を知ることになります。
はたまたカフェでは赤ちゃん置き去り事件が勃発したり、
古本屋では、自分が売った大量の古本を毎日一冊ずつ買い戻す紳士がいたり、
堀田家の人々をめぐる、ホームドラマのような心温まる物語です。

こんな家族って、こんな町内っていいな、と思わせてくれるお話です。
このシリーズの続きが文庫化されるのが待ち遠しいです。



11月9日(月)22:40 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理

寛容であれ!

ワタクシ思いますに、人付き合いにおいて何が一番大切かというと、
「寛容である」ということではないかと思うのです。
ちいさなことなど気にせずに、何かイヤなことがあっても深く考えずに
軽く受け流した方がいい場合が多い気がします。

けれどそうは思っても、寛容であるということは、なかなか難しいもので、
だいぶ前の話ですが、友達から「明日電話するね。」と言われたことがあって、
もうその時点でイヤな予感がしてしまったのです。
「明日○時頃電話するね。」と言われたなら良かった。
そうでなければせめて、午前中か午後かくらいは言って欲しかった。
けれど悪い予感が的中して、私はその日一日拘束されるはめになったのです。
電話はかかってきませんでした。

次の日、腹が立ったので一日外出してしまいました。
家に帰るとその人から留守電に「昨日はついうっかり忘れて電話しなくて
すみませんでした。」とメッセージが入っていました。
その人は、私から折り返し電話が来ることを期待したのかもしれませんが、
私は電話しませんでした。
その人にしてみれば、ついうっかりな出来事かもしれませんが、
私にしてみれば「ついうっかり忘れてしまう程度」の存在でしかなかった、と
わかったからです。
別の友達にその話をしたら「誰でもついうっかり忘れちゃうことって
あるよ~!そんなに仲良くない人ならともかく、前から仲良くしてる
人なんでしょ?だったら許してあげなよ~!」と言われたのですが、
なかなか腹の虫はおさまりませんでした。

それからキャッチホンを使ってる人もイヤです。
電話でおしゃべりしてて盛り上がってる時に「あ、ごめ~ん!
キャッチ入っちゃった!ちょっと待ってて!」と言われたら、
もう二度とその人には、こちらから電話しません。

まあ、本人に直接苦情を言ったことはないので、上記の人達とは今でも
時々連絡をとってますが、こちらからは絶対に連絡しません。

なんて心が狭いのでしょう。
なんてちっちゃな人間なんでしょう。
もしかしたら誰よりも「寛容」からほど遠い人間かもしれません。

私の悪いところばかりが似てしまった長男も、友人や知人との間で
何かがある度に、すぐに落ち込んだり腹を立てたりして、
「あんにゃろ~絶対に許さん!鼻かんだティッシュの中身みせてやる!」
などと、アホなことぬかしたりしてるので、寛容になることの
大切さをおしえたいのですが、
なんせ私が寛容であることのお手本をみせられないので、
偉そうなことは言えないのです。


寛容になるって、難しいのね


ああ、また読んだ本の感想UPをサボッています
なんとかせにゃあ。



11月7日(土)22:45 | トラックバック(0) | コメント(4) | 社会 | 管理

豆の皮

姑さんから「豆」をもらいました。
その「豆」とは、神社でもらうような、落花生より小さくて
皮も赤くなくて、肌色のやつです。

その「豆」を右手にたくさん持って、剥いた皮を左手で受けながら
ぼりぼりと食べていたのですが、ネコ3号機が近づいてきて、
左手のにおいをクンクン嗅ぐやいなや、皮をむしゃむしゃと
食べだすではありませんか!

そして皮を食べ尽くすと、更に左手をペロペロと舐めるのです。
いったい「豆の皮」のどこが気に入ったのでしょうか。

うちのネコ達は時々へんなものを好みます。

ネコ2号機はマヨラーだし。
ネコ3号機は海苔も好きだし。



わけワカメです



11月5日(木)23:14 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理


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