ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 



2011年1月を表示

「家日和」

   奥田英朗(集英社文庫)

ネットオークションにはまってしまった主婦。
突然会社が倒産したことによって妻が働くことになり、
家事を引き受けることになった男。
妻が家財ごと家から出ていったために、家具や電化製品を
買い揃えなければならなくなったが、そんな日々に喜びを
感じるようになった男。
などなど、色んなかたちの夫婦をユーモラスに描いた短編集です。

それぞれが自分に、これでいいのだろうか?と問いかけながら
現実と向き合い、時には配偶者と意見が食い違いながらも
思いやりの気持ちは忘れない。
そんな、読後はとても温かい気持ちになる物語でした。



1月12日(水)23:20 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理

今年の抱負

新しい年が明けてから、初めての更新です。
そんなワケで今年の抱負を。

このブログに何度も書いてますが、私は人付き合いが苦手です。
どこかに出掛けるにしても、ひとりで行動することが多く、
高校時代の同級生、S氏が出演するジャズライブもひとりで
出掛けてました。

うちの近所には、やはり高校時代の同級生でTさんという人が
住んでます。
Tさんの息子さんはうちの次男と同じ歳で、保育園の時から
同じクラスになることが多く、中3になった現在も同じクラスです。
TさんもS氏のことは知ってるので、ライブに行く度に
報告してたのですが、いつも「へえ~ジャズが好きなんだね。」
程度の反応で、特に興味もないようでした。

ところが去年の夏頃、やはりライブに行ったことを報告すると
Tさんは、「今度行く時は私も誘ってね。」と言うのです。
Tさんとは長い付き合いなので気心もしれてるし、一緒に行くことには
抵抗もなかったし、Tさんを連れて行けばS氏も喜ぶだろう、
と思ったのですが、心配事はただひとつ。
ジャズを聴いたことのないTさんが、退屈しないだろうか、
ということで。

しかし約束したからにはライブに誘わなければいけないので、
先月、Tさんと一緒にライブに行ってきました。

予測通り、S氏は久しぶりにTさんに会えたことを喜んでくれたし、
(Tさんは高校時代、すごく可愛くてアイドル的存在だったのです)
思いがけずジャズライブ自体も気に入ってくれて、「また機会あったら
行きたい!」というので、安心しました。

そしてつい先日。
またS氏のライブがあったので、Tさんと一緒に行ってきました。
前回はライブ終了後、Tさんに用事があったので、すぐに
さよならしてしまったのですが、今回は特に用もなく、
たまたま通りがかったブティックでセールやってたので
そのお店に入ったり、和菓子屋さんでお茶したりしてるうちにTさんが
「バッグ買いたいんだけど、どのお店がいいかな?」と言い出し、
私が「イオンが種類も豊富だし、値段も手頃だし、いいと思うよ。」
などと答え、


(これってもしかしてガールズトークってやつ?)
(なんか。。。。。純粋に楽しい!。。。。。)
と思ってしまったのでした。


Tさんは仕事もしてるし、人付き合いがいい方だし、特に何も
感じなかったかもしれません。
しかし私にとっては、誰かと一緒に行動したり、おしゃべりしたり
することが、とても楽しいことだと、まるで初めて発見したかのように
思ったのです。

いいトシしてお恥ずかしい話ですが。


そして去年は、思いがけず色んな出会いがあった年でした。
こんな引きこもりみたいな生活してるアホ主婦にも、知り合いが
沢山できたのです。


そんなわけで今年の抱負。(ここまでたどりつくのに長い!)


人付き合いを大切にする。

これに決まりです!



1月11日(火)23:35 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理


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