ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 



2010年4月を表示

ロン毛と金髪とお説教

昨日は長男のギターの師匠バンドのライブに行ってきました。
そこで以前から一度話してみたい、と思っていた女性に会いました。
その女性に関しては3月10日と14日の日記に詳しく書いてあるので、
興味のある方は、のぞいてみてください。

その女性、Aさんも私を意識してるのか、何度もこちらの方をみるのです。
何度も目が合ったら、話しかけるチャンスだと思い、勇気を振り絞って
「Aさんですよね?私はあの子(と長男を指差して)の母親なんです。」
と話しかけてみました。
するともうわかっていたらしく「よくお会いしますよね。」と
きさくに答えてくれて、おまけに自分は年齢は企業秘密だけど(笑)
おそらく私と同じ位であること、
結婚はしてるけど、子どもはいないこと、
若くて音楽やる人に知り合いが多いので、ライブに誘われることがよくあり、
ライブハウスに出入りしてるうちに、いくつかのバンドのおっかけを
やるようになったこと、長男のことも気に入ってくれて、今後は
応援したいと思ってることなど、色々と話してくれました。

すごく良い人ではありませんか!

3月10日と14日の日記を読み返すと、Aさんのことを散々悪く書いてる。。。
ああもう、私ったら・・・・・
穴があったら入りたい。。。

しかし思い切って話しかけてみて良かったです。
話の合う知り合いができる、ということは友達の少ない私にとって
嬉しい出来事です。
帰りに、お煎餅をいただきました。
食べ物をくれる人って、余計に良い人に感じます
今後、ライブに行く楽しみが増えました

ところでライブ後に、長男と師匠と話してる時に、長男はお酒に弱い、
という話になって「この前もビール飲ませたら一口でダウンして・・・」
と言うと、「ダメですよ、未成年にお酒飲ませちゃ。」と怒られました
アラフィフにもなって、ロン毛金髪の若いお兄様に説教される
ダメダメな母親です



4月17日(土)17:36 | トラックバック(0) | コメント(0) | 音楽 | 管理

「風味絶佳」

   山田詠美(文春文庫)

15歳も年上の女性に世話になりながら、年下の女の子とも付き合う
とび職の若者。
結婚生活に不満を感じながら暮らしていくうちに、ごみ収集車で働く男性に惹かれ
家を出た主婦。
アメリカかぶれの祖母に躾を受け、すっかりレディファーストになり、
女の子から、うとんじがられたり勘違いされたりする、
ガソリンスタンドで働く青年。
など、肉体労働する人々に焦点をあてて描かれた短編集です。

山田さんの小説はどれも、どこかお洒落な感じがします。
肉体労働によって汗まみれ、泥まみれになっても、それが決して
不潔にならずに、むしろ潔さや爽やかさが伝わってきて、
それぞれの職に真面目に勤しむ彼らに敬意を表したくなる物語でした。
そしてタイトル作の「風味絶佳」にでてくる、おばあちゃんが
すごくかっこ良いのです。
真っ赤な外車で、孫が働くガソリンスタンドに給油しにくる時は
いつも若い男性が隣にいたり、
「おばあちゃん」と呼ばせず「グランマ」と呼ばせたり、
甘い物は糖尿病になるから控えた方がいい、と注意しようものなら
「脳みその栄養分は糖でしか取れないんだよ、甘いもので生きてる
可愛らしい代物が脳みそなんだよ!」と言い返してきたり。
こんな素敵なおばあちゃん、いえ、グランマがいるなら会ってみたいと
思いました。

=====

昨日は暴風雨が激しい一日でした。
そんな日に外出した私はいったい。。。

それはともかく、もうあんな暴風雨はいりません。
今日は昨日よりはずっとましな天気でしたが、小雨は降ったし
少し寒かったし、あまり春らしい陽気ではありませんでした。

本格的な春が恋しい今日この頃です。



4月13日(火)22:59 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理

甘いものはエエね

夢をみました。
アップルパイを食べる夢を。
そんなわけで朝起きたら、頭の中はアップルパイでいっぱいになってしまい、
しかもケーキ屋さんでアップルパイを買って、家で食べるのではなく、
ケーキ屋さんかもしくは喫茶店で紅茶と共に食べたい、という気持ちになり、
今日たまたま学校が休みだった長男に無理矢理付き合わせて
行ってまいりました。
最初に、非常に雰囲気が良いクレーシェルというケーキ屋さんに
行ってみましたが、あいにくお休みで、そこからしばらく歩いた所にある
パルファンドゥに行ってみましたら、営業はしていたのですが、
残念ながらアップルパイはありませんでした。

しかしそこで長男が耳よりな情報を提供してくれました。
「このお店、ゆり様がシュークリームが美味しい、と言ってたよ。」と。

な、なんですと!
ゆり様が!

しかし、どのケーキも美味しそうで、その中からひとつだけを選択するのは
非常に難しい問題で、あれこれ悩んだ末、結局はチョコレートケーキを頼み、
その場で食べることにして、シュークリーム、その他、食べたいケーキは
買って帰る、ということにしました。
長男も甘い物が大好きなので、異存はなかったようです。

それにしてもケーキも美味しかったけど、紅茶も非常に
美味しくて、
アップルパイがなかったことなど、すぐに忘れてしまうくらい、
気分良く過ごせました。
そして買って帰って、家で食べたシュークリームや、その他のケーキも
舌がとろけそうなくらい美味しかったのです。

ありがとう!パルファンドゥさま!

メタボ?なにそれ?

ダイエットは明日から。



4月12日(月)23:57 | トラックバック(0) | コメント(0) | グルメ | 管理

CHANGE

先日発売されたEvery Little Thingのアルバムを聴いてみました。
タイトルは「CHANGE」。

初期の頃のメンバーだった五十嵐さんがプロデュースしたそうで、
そのせいか、どこか懐かしい感じのする曲が多くて、私としては
かなり気に入ってしまいました。
やはりモッチの歌声は気持ちが和みます。
しばらく、こればかり聴くことになりそうです。
私は気に入ると何度もしつこく聴いてしまうのだけど、そのわりには
歌のタイトルや歌詞はなかなか覚えられないのです
いけませんねぇ。。。

=====

先日、運転免許の更新に行ってきたのですが、行く度に手続きが
簡素化されているので驚いてしまいます。
まあ、簡単にすむことは良いことなんですが。。。

あまりにも簡単になってしまうと、かえって不安になったりします。
視力検査なんてね、ホントにいいんスか?と思うくらい、
サッと終わってしまいましたからね

それにしても免許センターは家から遠いス。。。



4月8日(木)23:24 | トラックバック(0) | コメント(0) | 音楽 | 管理

「群青の夜の羽毛布」

   山本文緒(文春文庫)

大学生の鉄男はアルバイト先で出会った「さとる」という女性に惹かれ、
やがて付き合うようになります。
丘の上の家で、母親と妹とひっそり暮らす「さとる」は
他の女性にはない魅力を持っているのですが、その反面、謎も多く、
積極的にせまってきたかと思いきや、急にそっけない態度を
とったりします。
彼女との付き合いが深まっていくにつれ、疑問は段々ととけて
いくのですが、家族間の確執や憎悪に鉄男も巻き込まれ、
とんでもない事件へと発展していくのです。

読後は「やってくれましたね!山本さん!」と思ってしまいました。
こういう、親子間や夫婦間の愛憎や確執をテーマにしたものを
リアルに描くのが巧い作家だな、といつも思うのです。
今回も読後はゾゾッとして、しばらく何も手につかなくなるくらい、
リアルな作品でした。
それにしても、自分の娘に「さとる」という男性の名前をつけた理由が
「男の子が欲しかったから。」とは、母親のエゴがもろわかりですね。

山本さんの作品は後味が良くないものが多いのに、それでもまた
読みたくなるのは、主人公に共感できる部分も多いからだと思います。
けれど、今回も恐い作品でした



4月6日(火)22:56 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理


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