ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 



2008年7月を表示

ケチケチ生活のススメ

昔から好きでしたが、最近、特に大好きになりました。

「安い。もらう。タダ。」

何故なら先月から、いきなり世帯主に生活費を減らされたからです。

ただでさえ、辛かったのですよ。
ガソリン代やら食料品やら、色んなものが値上がりされて、
しかもN潟市は先月からゴミ捨てが有料化されたのです。
ちゃんと町内会費払ってるのにね。
それでも更にゴミ捨てるのに、お金がかかるとは。

とほほの大連発でございます。

世帯主が何故、生活費を減らしたかというと、
「貯金がしたいから。」だそうで、そうとわかると文句は
言えません。

そんなわけで、節約生活(というと聞こえはいいけど、実際はケチケチ生活)
始めました。

実際、気をつけてみると、今までいかに無駄が多かったか気付かされました。
食料品も、安いと、ついまとめ買いしてしまい、結局全部食べきれずに
傷んで捨ててしまう、ということが多かったのです。
幸い、ウチの近所のスーパーは人参、じゃがいも、玉葱、ピーマンなど、
一個売りしてるのです。
一個ずつ買う、というのは割高な気がしますが、実際は食べ切れる分しか
買わないので、無駄がでないのです。

そんな風にケチケチしながら買い物してたら、案外、出費が少なくて
すむものなんですね。
もっと早く気付くべきでした。

おまけに最近は何故か(危機を察してか?)姑さんが、お惣菜やら
炊き込みご飯やら、枝豆やら(今年、枝豆は高いのです)色々持ってきてくれるので、助かります。

そんなわけで、どうにかやっていけそうなんですが、
「もしも生活費があまったら何に使おうかな~」
とつい、考えてしまうのが自分のいけないところです。

ちゃんと貯金しよ~っと。

=====

今朝のワイドショーの占いによると、今日の私のラッキーパーソンは
「バンドやってる人」だそうです。

「バンドやってる人」というと。。。

ウチの長男?。。。。。

果たして私に幸運をもたらしてくれるのでしょうか?

そろそろファミマの「男のティラミス」が食べたいのですが。。。



7月15日(火)11:20 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理

ナマケモノ祭り

先日、テレビを観ていたらスカパーの「小栗旬祭り」の宣伝をしてました。
小栗旬が出演した映画を何本か、一挙に放送してしまう、という
実にすんばらしい企画です。
このネーミングもすんばらしいじゃありませんか!

「小栗旬祭り」

「小栗旬」の「お祭り」ですよ
その日は一日中、小栗旬に浸れるワケですよ!
なんてワクワクする企画ざんしょ!

とはいえ、残念ながらウチはスカパーの契約してないのです
当然、小栗旬祭りに参加できないワケで、あ~貧乏人は辛いぜ、などと
ブツブツ言ってたら、世帯主が

「小栗旬て、最近大ブレイクしてるけど、どこがいいのかさっぱりわからん。」と
言うではありませんか!

ぬ、ぬぁ、なんですと!
小栗旬のよさがわからないですと!
と、憤慨してると次男が
「僕はDAIGOの方が好きだな。」と言うので

いいや、絶対小栗旬の方がかっこいい、いいや、DAIGOの方だ、と
言い争っていたら、長男が


「小栗旬て、どんな人だっけ?」





もう、戦闘威力をなくしてしまいました。
長男には、ナマケモノがとり付いてるに違いないです。
ナマケモノは敵が近づいてくると、相手の戦闘威力をなくしてしまう
テレパシーを出すそうですからね。

いえ、長男の場合はそんなたいそうなテレパシーとちゃいますな。
ただ、アホのオーラが漂っているだけですな。

昨日も友達とカラオケ行って、7時間半ぶっつづけで歌ってきた、と
言ってたし。。。

怒る気力もなくなったので、ほっときまひょ。



7月14日(月)09:58 | トラックバック(0) | コメント(2) | テレビ・映画 | 管理

「九つの、物語」橋本紡

   (集英社)

両親が海外に旅行中で、一軒家にひとりで暮らす大学生「ゆきな」のもとに
突然、亡くなったはずのお兄さんが現れます。
料理が上手で読書家だったお兄さん。
生前とまったく変わりなく、お兄さんは「ゆきな」に美味しい料理を
作ってくれたり、本の話をしてくれたり、男の子との付き合い方に
おせっかいをやいたりします。
やがて、お兄さんが現れた理由が明らかになっていくのですが、
それは「ゆきな」にとって辛く哀しい事実なのでした。

今までこの作者のことは何も知りませんでした。(スミマセン!)
たまたま本屋さんでみかけて、店員さんの手書きの感想に
「今、一番売りたい本です!」とあり、可愛いイラストの表紙にも惹かれ、
パラパラと捲ってみると、良さそうな内容で、すぐに読みたくなり、
めったに買わない新書を買ってしまいました。

タイトルからわかる通り、九つの章に分かれていて、それぞれ
ある小説にちなんだ内容になっています。
田山花袋の「蒲団」だったり、井伏鱒二の「山椒魚」だったり。
最後の章はサリンジャーの「ナインストーリーズ」がでてきます。
あとでネットで調べてわかったことなんですが、作者はこの
「ナインストーリーズ」とタイトル名がだぶらないように、あえて
「九つの、」と「、」を入れたのだそうです。

それぞれの小説にも興味でてきたし、お兄さんが作る料理も美味しそうで、
作ってみたくなりました。
そしてラストもホッとできる内容だったし、この作者の他の小説も
読んでみたくなりました。

橋本氏のブログもみてみたら、最近文庫化された「流れ星が消えないうちに」が
この夏の「新潮文庫の100冊」に選ばれたそうで、非常に喜んでいました。

元々はライトノベルズ作家だそうですが、そうでない作品も
好評だそうです。


余談ではありますが、この本を読みながら「こんな素敵なお兄さんがいたらいいのに!」と
思ってしまいました。



7月13日(日)10:20 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理

「High and dry(はつ恋)」よしもとばなな

   (文春文庫)

14歳の夕子が恋をしました。
相手は絵画教室の先生です。
そして大胆なことに、夕子は先生に交際を申し込みます。
最初は「いくらなんでも中学生とは・・・」と躊躇していた先生も、
夕子とちゃんと向き合っていくうちに、段々と惹かれていくのです。

非常に可愛いお話でした。
それに、両方のお母さんも魅力的だし。
夕子のお母さんが、先生に「中学生と付き合うとはどういうお考えなんですか?」と
詰め寄るところも、かっこいい。

先生のお母さんは、根っからの芸術家で、それでも息子のことをすごく
思ってることも伝わってきて、そこがいい。

そして山西ゲンイチさんのイラストも、お話の内容と合ってて、
可愛いのです。
ラブシーンがでてこない恋愛モノもいいな、と思いました。

=====

たのむから長男くん、耳掃除したあとで、
「うわ~!よく聞こえる~!」と叫ぶのはやめてください。

いかにもアホっぽいです。



7月9日(水)14:53 | トラックバック(0) | コメント(2) | 趣味 | 管理

「卒業」重松清

   (新潮文庫)

四つの短編からなる「卒業」をテーマとした、家族を描いた作品です。
それは、優しいかった母親との別れであったり、
校長先生まで務めた厳しい父親との別れであったり、
または、自分が生まれる前に自ら命を絶ち、一度も会うことのなかった
実の父親からの卒業であったり、
憎しみ合うことしかできなかった継母との確執からの卒業であったり、
それぞれの「卒業」が切なく、温かく描かれています。

四つのお話、どれが一番、ということもなく、どれもみんな良かったです!
前にも書いたと思うのですが、重松氏は家族を描くのが本当に
上手いと思います。
家族っていいな、家族って大切にしたいな、家族って、血の繋がりだけじゃ
ないんだな、と思わせてくれる作品でした。

この作品のいいところは自分の拙い文章力では言い表すことが
できません。
とにかく少しでも興味持った方は読んでみてください。
絶対に損はさせませんよ、と言いたくなる小説です。

=====

梅の季節なので、梅ジュースを作ります。
以前は梅酒を作っていたのですが、自分はお酒を飲まないし、
世帯主も甘いお酒は好まないし、結局ウチでは誰も飲まずに
誰かにあげてしまうだけになったので、子どもも飲める梅ジュースを
作るようになりました。
夏バテには梅ジュースを飲んで乗り切ろうと思います。
自家製の梅干もあるし


お酒、飲めれば一番よいのですけどね



7月8日(火)16:05 | トラックバック(0) | コメント(2) | 趣味 | 管理


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