探偵ガリレオ・予知夢 |
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| 東野圭吾(文春文庫)
月9ドラマでおなじみの「探偵ガリレオ」と、その続編である 「予知夢」を続けて読みました。
警視庁捜査一課の刑事さんが、常識では考えられない事件が起きた時、 いつも頼りにするのが大学時代の友人でもあり、出身大学の理工学部で 准教授を勤める湯川学です。
湯川学は独特の観察眼と物理の知識で難問を解決していきます。
私はやっぱり恋愛ものより、こういうミステリーの方が好きです。
ドラマ「ガリレオ」を観ていて面白かったので、原作も読んだのですが、 原作はドラマを上回るほど面白いです。
しかし原作には女の刑事さんがでてきません。 男の刑事さんだけです。
ドラマ的には男の刑事さんしか出てこないとなると、むさ苦しいというか、 味も素っ気もなくなるので、あえて女の刑事さんにして、しかも今が旬の 柴崎コウを抜擢したのでしょう。
そして福山雅治扮する湯川学も、個性豊かで、柴崎コウと しょっちゅうぶつかるところが面白かったりします。
原作とかなり違うところもあって、それはちょっと・・・と 思うこともありますが、この際、ふたりのやり取りを楽しむことにして 細かいことは抜きにすることにします。
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11月21日(水)22:44 | トラックバック(0) | コメント(2) | 趣味 | 管理
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奥さんというポジション |
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| 今日のお昼、「笑っていいとも」を観ていたら、お友達紹介のところで 電話が鳴る音が聞こえました。 「お友達紹介」のコーナーでは、電話をかけるのであって、 電話がかかってくることはなく、まして着信音が聞こえるなんて 珍しいことなので、 音声さんのミスかな?それにしてもタモさんも、ゲストの大泉洋さんも、 何事もないかのような顔で話し込んでいるので、さすがはプロだな、 これがプロの仕事なんだよな、なんてことを思っていたのです。
しばらくしたら、家の電話が鳴ったので、出てみたら世帯主からで、 私の携帯にかけたら出なかったので、家の電話にかけたそうで・・・
つまり、電話が鳴ったのはテレビの中ではなく、私の携帯でした。
私は自分の携帯の着信音にも気付かなかった大バカ野郎です。
幸い、世帯主は急いでいたらしく、携帯に出なかった理由までは 聞かれませんでした。 真実を知ったら、奥さんというポジションからはずされるかもしれないので、 「サイレンスにしてた」ということにしておきます。
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今日から自分に課題を与えることに決めました。 「毎日掃除をすること。」です。
毎日、家中に掃除機をかけまくる、という意味ではなく、 今日はリビング、今日は台所、今日はトイレ、といった具合に 日々、どこかしら掃除をしよう、という計画です。
こんな風に自分に課題を与えておかないと、とことん堕落して 奥さんというポジションからはずされるかもしれないので(くどい) 頑張ります。
話はちょっと反れるのですが、以前ネット友達から「トイレ掃除をすると 金運が上がる」という話を聞いて、必死に掃除したことがあります。
あまりにも頑張りすぎて、具合が悪くなって翌日から寝込んで、 しばらく出掛けられなくなったために、当然お金を使うこともなく、
「金運が上がる」とは、こういうことだったのか、と納得したことがあります。
なんともおマヌケなお話でした。
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11月19日(月)16:52 | トラックバック(0) | コメント(0) | 仕事 | 管理
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なにもない。 |
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| 世帯主の職場の先輩で、ギターマニアで、昔からバンドを組んでいて、 50歳近くになる今もバンドを続けている人がいます。
そしてその人の大学生の息子さんもギターマニアで、やはりバンドを 組んでいて、自分達で何もかも作ったというCDを聴かせてもらいました。
歌は荒削りだけど、演奏は凄く巧くて、 詩の内容だとか、ドラムの打つリズム、ギターのフレーズなど ひとつひとつ丁寧に聴いてたら、バンドの人達が、いかにそのアルバムを 作るのに、気持ちを込めて、真剣に取り組んでいたかがビンビンと 伝わってきて、熱いものがこみ上げてきました。
自分は最近、何かに真剣に取り組んだり、熱くなったりすることが さっぱりないことに気付きました。
長年、何かやってることもないし。 私にはこれがある!と胸を張って言えるものが何もなくて 寂しい気持ちになってしまいました。
ほんとに、自分には何もないです。
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11月18日(日)22:02 | トラックバック(0) | コメント(7) | 音楽 | 管理
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値上げ |
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| 今月から食料品やガソリンなど、色んなものが値上がりしてます。 来月は灯油・ガソリン代がさらに値上がりするそうで、 貧乏人としては頭が痛い今日この頃です。
無駄な買い物をしないようにとか、電気、ガス、水道も できるだけ節約して使おう、などと、色々考えているのですが、
そんな親心を知らずに長男は、新しいエレキギターが欲しいとか、 リードを買ってくれとか、 お金の掛かることばかり次から次へと要求してきます。
「リード」というのはクラリネットに使うものなのですが、 吹部での担当楽器がフルートなら、リードはいらなかったワケですよ。 けれどクラリネットになったがために、時々10個入り一箱2500円程の リードを買わなければならないのです。
まあ、担当楽器がクラになったのは吹部の都合で長男のせいではないの ですが。
まだ長男が赤ちゃんだった頃、知り合いが言ってました。 「子どもって、手がかからなくなると、お金がかかるようになるのよ。」と。
その言葉を痛感している今日この頃です。
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11月17日(土)21:43 | トラックバック(0) | コメント(2) | 社会 | 管理
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きみのためにできること |
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| 村山由佳(集英社文庫)
東京で音声技師の仕事をする俊太郎には、郷里の房総に日奈子という 恋人がいます。 遠距離で、しかも仕事が忙しく、思うように会えない日々を パソコンのメール交換をして過ごしています。
そんななか、テレビの仕事で出会った女優であり、ジャズ歌手でもある 鏡耀子という年上の女性に、惹かれていきます。
鏡耀子は道ならぬ恋に疲れ果てていて、俊太郎に助けを求めるの ですが・・・
この、「俊太郎」という男の子が、ちょっとドジだけど、ちゃんとした ポリシーを持っていて、誠実ですごく好感持てるキャラでした。 そして恋人の「日奈子」も物分りの良い、可愛い子なのですが、
自分はひねくれているのでしょうか。 どうもこのふたり、さわやかすぎるせいか、意地悪な気持ちに なってしまうのです。
こんな、お互い我慢しあうだけの付き合いは長続きしないだろう、 なんて思ったり。。。
プライドが高いくせに、打たれ弱い鏡耀子の方をつい応援したくなって しまったり。
このような感想を持ってしまうということは、自分は随分汚れてしまったのだ なぁと、思ったのでした。
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11月14日(水)21:38 | トラックバック(0) | コメント(2) | 趣味 | 管理
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