ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 



2015年12月9日を表示

「多摩川物語」

   ドリアン助川(ポプラ文庫)

多摩川周辺を舞台にくりひろげられる人間模様を描いた連作短編集。
農家に嫁ぎ、夫ともあまり会話もないまま黙々と野菜を育て、
唯一、心を通わせることのできるのはノラ猫のミーコだけという主婦。
映画撮影所で小道具係を務めるも、トラブルを起こし、仕事を辞めようかと
悩む男性。
亡くなった母親が、ひとりで暮らしていたアパートで遺品整理をしていくうちに
思い出のものに遭遇して戸惑う女性。
など、8編の胸を打つ作品集です。

ドリアン助川さんの作品は初めて読みましたが、どの作品も
心温まる、周りにいる人たちを大切にしたくなる物語でした。

。。。なんと3カ月ぶりの更新でした。
月日の経つのは速いです!
てか、もはやこのブログをのぞいてる人もいないでしょうねぇ。。。



12月9日(水)23:51 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理


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